2009-02-03

荷造り

荷造りが大嫌いだ。 特に国際間で行き来する荷物を作るのが本当に嫌い。 重量とか、送って良い物とか、全部、めんどくさすぎる。 旅行用程度の荷物なら全然問題なんだよ。 最低限の荷物だけですでに重量オーバーになっていて、にっちもさっちも行かなくなるような荷造りが嫌いなのだ。

 今、海外で行われるトレードショー用に我が社ではひたすら、荷造りをしている。 我が社っていうかミーがしている。 

スーツケース十数個目をつめ終わった時点で、あり得ないぐらいの重量オーバーになっていた。 でも、どれも必要なもの。 「こっから先は私は知らん。 数十万円ほど、追加料金を払ってくれたまえ!」と開き直るしかなかった。 本当に重いものはもう送ってあるんだけど、展示台など解体して手で持っていけるものは、持っていくことになったから、こんなに大変なことになっているのだ。 

 何を持っていって、何を送るのかは私が入社する前に決められた物事。 私には手の出しようがありません。 いたとしても、こんなに大変なことになるとはやってみなくちゃわからなくて、普通に「そうそう、節約節約」ってほざいた気がする。 

 合計で500キロは軽く超える荷物を全部解体し、(中には、ものすごいサイズの展示台もあった)ひたすらつめた。 しかもアメリカ、イギリスと巡礼するトレードショーなので、「これはイギリスで必要なくなるから、このスーツケースに入れて、誰々が持ってかえってくる」とかって頭を使わなくてはいけないのね…。 もう、くじけそう。 外注したい!! 日本で数人の友達が展示会の仕事についているんだけど、本当に電話して発注したかった。 全部やってくれ!! こっちに来て、私の代わりに展示会の下準備をしてくれ!!
 
 
 先週末はウェリントンに結構な量の荷物を大して詰めずにおきっぱなしにしていた荷物を友人が持ってきてくれた。 私の部屋に入居したその方は、私の荷物をまとめ、車で持ってくるという苦行を強いられたのだ。 荷物をおいていったのは私で、迷惑をかけているのも私なのだけど、相手から「これはどうしたい? あれはどうしたい?」と連絡が入るたびに失神しそうにイライラした。 「しらねーよ。 荷物のことなんて話したくもないよ。 全部適当にやって、うちの前まで運転して持ってきて、窓の外にそっと置いていってくれ」って気分になったね…。 やはり持ち物は24kg以上もってはいけない、という掟を自分の中で強くしたさ。

 そして、持ってきてもらった荷物を運ぶのも尋常じゃなく重かった。 運びながら、心では泣いたわ。

 全身筋肉痛だー。 ばきばきだー。 こんなに地味な仕事で、こんなに派手に体がいたくなるなんて。 ううう、荷物嫌い。 

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