2007-09-29

http://www.kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/

月がキレイですね

「I love youの日本語訳を
「月がキレイですね」
としたのは夏目漱石である。」と茂木健一郎が言っていた。

夏目漱石すっげー。

感心してまわりにいいまくった。

金曜日、日中にちょっと晴れたから、好きな人と歩行者天国のビアガーデンみたいになっている所でビールを飲んだ。 赤ちゃんみたいな人で、そのフラジャイルさと強さ、両方に驚く。 なんてきれいなんだと美的体験。 「晴れていた/ビールが美味しかった」という、私の二大機嫌が良くなる要素を引いても、十分に良かったとと思う。 思わず、月なんて出てないのに、「月がキレイだね」と言う。 相手はコンテクストが分かっていないから、いつもの私の意味不明さの一つ程度に思ってくれたようだ。



上の話しとは全然関係ないようで、私からするととても繋がっている事なんだけど、無責任な事をして、それを無責任に周りに言い、自分自身居心地が悪くなる事がある。 勿論、言われた方も嫌な気持ちになるだろうし、それを想像するだけで申し訳なくなる。

「あー、これって最悪だ」と後々思う分、すごく苦い気持ちになる。

でも、もっと一緒に遊びたいし、関係は繋げて行きたいのだと我侭に思う。 

こういう我侭を主張させていただきます。



明日は動物園に行くかもしれない。 楽しみ。

2007-09-28

ビルマ

 教授がサバティカルイヤーに入るまでの一つのセミスターの間、私はその人の研究助手をしていた。 テーマは、ビルマについてで、教授はしょっちゅうビルマに行き、カルチュアルエルゴノミックスについての研究をしている。 

 そして、それはとても、とても政治に左右されている研究内容だ。

 ビルマ(ミャンマー)についてのニュースを見る度に、私は言葉を失う。 何を言っていいのか分からない。

 ただ、私のこの混乱も、動揺も、彼らの国に平和と民主主義政治が訪れる事を祈っているからだと言う事は明確。 私はなんだかんだ言って私の育ってきたこのシステムを素晴らしいと思っていて、それがない地域の人達には、是非、試して、享受してもらいたいのだ。 

ビルマの匿名の芸術家や、デザイナーたちの仕事を沢山見た。 彼らは記録に顔が写ってしまうと虐殺されてしまうので、教授は彼らの手だけを写真におさめる。 私はそれを整理しながら、あの国の政治は根本的に間違えていると強く思った。 間違えはどのようにフィックスする事が出来るのだろうか。 

今、悲惨な状況に置かれている人達に平等と、権利が与えられる事を望む時、自分に何が出来るのだろうと青臭いけれども考えてしまう。

平和は尊い。 

2007-09-27

批評会、その後

プレゼンが終わった後は、絶望の縁にいる人たちの為の走り回る時間になる。

私の学部は、批評会の日にプレゼンをしないと、成績がEに なる。 一つの単位につき、一学期にだいたい五回ぐらい批評会があるんだけど、そのうちの一つでもEを取ると、オートマティックその単位はとれない。 そ れが選択科目だと運が良ければ夏休み期間中の集中講座とかで埋めあわせができるんだけど、必修だと本当に、丸一年待たなくてはいけなくなる。 

いつもすっごい頑張っている子も、数日間作業が滞ってしまった場合、間に合わなくなるってことがあって、それはとてもとても本人にストレスがかかる事だ。 

今日は4人批評会でプレゼンをしなかった。 二人は完璧に消息を断った。 で、残りの二人はまだ作業室で作業をしていた。 

5時までに提出しないと留年なので、二時にクラスのプレゼンが終わった瞬間に徹夜をしなかった人がダッシュで作業室に行き、ものすごいスピードでそういう子を手伝う。 今日は私を含めて三人、体調が完全だったので、2:1に別れて仕事をした。

私は比較的作業量が少ない方の男の子とバディーアップして、ぐわーーーーっと布を縫い付けて行った。 そして、こんなに全力で走った事は無いというぐらいに学校中を走り回って、いやはや、スリル満点だった。 

寝 てないって聞いていたけど、結構大丈夫っぽいなと思いながら一緒に作業していたんだけど、たまに完全に、メジャーを持ったまま固まったりするんだよね。  「おい! 大丈夫だ! 大丈夫だから、押さえているから早く測れ!!」ってのをちょっと繰り返す。 (でも、私がものすごいラストミニッツになった時より は彼の態度は圧倒的に適切だった。) 

他の二人は溶接とドリルをもうちょっと作業量の多い男の子の方に行った。 その男の子は完全に放心状態になってしまっているので、「考えるな! 今、ここに釘をうて!!」とかって活を入れていて、そちらは私たちよりもスリル満点っぽい感じだった。

ぎりぎりになっちゃった子は、諦めが入っちゃうし、不安になっちゃっているから、「この部分はもう作らない」とか言い出したりする。 頭の中が”一人”でこれからの三時間に出来る事という計算方法になってしまっているからだ。 

そ ういうのを「いや、他に何の仕事があるのか一回全部言ってくれたら、で、全部上手くオーガナイズできたら一人でやるよりも三倍は出来るから大丈夫だ。 大 丈夫、大丈夫。 やりたかった事、全部やろう。 出来る、出来る。 二人だから、最低でも六時間分の仕事が出来るんだよ!」って、最初にすっごい力強く言ってあげ る必要がある。 三人になったら、九時間分の仕事が出来るんだから、ほとんど一日追加されたような物だ。 人数の力ってすごい。

とりあえず、後悔させないように、虚しくならないように、次のプロジェクトを気持ちよく始められるようにする為に、クラスメイトとして、すっごい勢いで相手をサポートする必要があるんだ。

で、 グワーーーって働いて、5時に先生が特別に開いた二人の為の批評会に、手伝った子を含めて五人で、フラッフラになって参加した。 ぎりぎりで間にあったの で、ハグをされて、感謝をされた。 照れるので、「いやー、私今日は幸運を祈祷してもらっているから有り余っちゃってて、ハイパーだからお裾分けだよ」と かなんか適当に言う。

あと先生がとても良い事を最後に言ったので、ちょっとジーンとなった。 

「じゃあ、ビール今度おごってね」と言って解散。 私の学部は全ての支えあいがビールに還元されるというマッチョな伝統がある。 

サポートを自分がしてもらった時に、どれだけ嬉しかったか、支えに成ったかを考えると、どれだけ周りの子たちの手伝いをしても、全然足りないと思う。 

帰り道、溶接をしまくっていた友達と二人で「やー、自分のプレゼンの後ってどうしてどれだけ走り回っても大丈夫になるんだろうね」と話していた。 「余裕」って大切よね。

「結 局手伝うと、自分と違うメカニズムを使っている物の創造のプロセスに参加できるし、使った事がない素材を触れたりもするし、本当に勉強に成るから良いよ ね。」と言いあって解散。 そう、今日私は「よくこんなメカニズム考えたな!」っていうシステムを見て、手伝いつつ感心したのですよ。

勿論ビールの魅力と、大好きだから一緒に卒業したいという友情があるから全力で走るんだけど、でも同時に人の作業を手伝う事で見える事の量が多いからやるんだと思う。 

はあ、とりあえず一つ批評会が終わったぞ。 この単位に関してはあと二つ。 頑張るぞー!

批評会

今日、大きな批評会でのプレゼンが一つ終わった。 

いやーーー、すっきり、そしてハイパー。

昨日は勿論ずっと働いていて、どんどん楽しくなって行くのが分かった。 こんなに楽しかったプロジェクトはない。 本当にクラスメイトに感謝。 彼らと働く事ほど楽しい事ってないよ。

昨晩はそんな感じで奇跡的に早く準備が終わり、十時過ぎには家に帰れた。 

徹夜じゃないプレゼンの準微は始めてだ。


夜、淑と日本の男の子と電話で話す。
淑は相変わらずファンタスティックで、個展の準備を頑張っている。
そして日本の男の子は、相変わらず妙におもしろい事をいう人なので大笑いが止まらなくて、愛おしいね。
とりあえずプレゼンが上手くいくように祈祷を頼んで、うん、結構効いたね。 幸運な感じだった。

批評会は、直前までピリッピリでもう、殺伐という言葉しか似合わないものなのだけど、始まるとやけに朗らかになる。 まあ、いかに朗らかかを、説明しようではないか。

プレゼンは大学のギャラリースペースでやるんだけど、今日はものすごく寒かった。 だから友達のモッコモコのエスキモーのようなフード付きのジャケットを着ていた。 そんな私の姿がおもしろかったらしく、先生やクラスメイトや通行人(大学の入り口の場所なので、大抵30人ぐらい他の学部や学年の人たちが立ち止まってみて行く)達に写真を取られる。 ちょっぴりシャイな気持ちになっちゃうのね。 

女の子と特典としてクラスメイトと腰に手を回してもらう事が出来るのも良い。 ずっと直立して見ているので疲れるのだ。 誰かにぴったりと寄り添っていてもらえると安心できる。 ちょっとした癒しの時間だ。

ただし、自分の番は、先生たちにボッコボコにされたりするので、朗らかの「ほ」の字も無い。 思い出すだけえで、胃が縮み上がるよ…。 ひやっひや。 うへーー。

2007-09-25

散髪

髪を切ってきた。

すっごい短い。 猿みたい。 
こんなに短いのは産まれた時以来だと思う。

とても気に入っている。

驚いたのは、髪を洗った時に髪を折り返さなくて良い事。 
髪が元々短い人には分からないだろうけど、これはとても不思議な事です。

あとすぐに乾くのにも驚いた。

これで思ったんだけどさ、男の子でいつもほとんど坊主って感じに短い髪の毛の子たちって、髪の毛が長い子と人生観が全然違うんじゃないかい? だって、ずーっと簡単で、気楽な感じじゃない。 すぐ乾くってことだけで、「ああ、髪の毛がまだ乾いてないから外出したら風邪引いちゃう」とかがないだろうしさ。 

なんか脱皮って感じがして気持ちがいい。 髪が短いだけで、こんなに気楽になるんだね。

2007-09-24

落ち着き取り戻す

 パニックっぽかったし、狂乱しきっていた。 
じれったいしどうしていいのか分からなかったし、でもすごい感情が沸き上がるしまさにおかしな人だった。

同居人のベッドで寝ながら「どうして良いのか分からない」と話しかけたら、思いのほか素晴らしい事を沢山言われてとても落ち着いた。 話してみるものだ。 グレイスとケレンが一緒にいてくれて良かったと思える時は沢山あって、今日は特にそうだったな。 

私には極端に子供っぽい所がある。 大人に成りきれない所が沢山あって、特にてれたりシャイになったりしているとき、極端な全然コンテクストと関係ない事をやってしまう。 また、認めたくない事がある時もとたんに子供っぽくなる。 直面できないと思った時、完全に幼児みたいな行動に走ってしまうんだ。

好きな人に関してとか、クレイジーになって、それは心だけでなく、立派に行動も伴ってクレイジーになる。 エキセントリックで、悪のりした人になってしまう。 

「大人に成るしか無いんだよ。 恥ずかしい事も、弱い事も、全部とても積極的な気持ちから照らし出された事で全然悪い事じゃない。 これは基本的に楽しい事の話しなんだ」とケレン君に言われて、聞きたかった言葉だったから、本当に嬉しかった。 言われるまで気がつかないけど、言われると気がついていた事だから余計に心臓が締め付けられる言葉ってのはある。

この同居人はとてもおもしろくて、グレイスは私に詳しい分「あんなはすぐこういう事をする。 そしてすぐ恥ずかしがる。 でもまたこういうことをする」とかそういう行動の話しをぱぱぱっと言ってくれて、それを聞いているケレンはそれをもとにさとしてくる。 二人の役割分担は見事なものだ。

何かがあったときに、本心から自分をさらけだして、心からの言葉を言える友人がいるだろうかと考えると、まああんまりいないよなと思う。 でももしそれが出来るという勇気を持てた時、心はもっと自由になるだろうし、安心して傷つけるんじゃないだろうか。 無理をせず段々と裸になっていくプロセスなのかもしれない。 

溶接

溶接…。 できん! 出来ないぞ!!



クラスメイトが堂々とやっているのを見て、私はかなり及び腰。 失敗した事があるので、怖くて仕方ない。



 技術者にやってもらった。 ありがてえ…。

2007-09-23

天気がいいからさ

ビールばっかり呑んでいた週末だった。 
最後はバーの裏庭のソファーで、宿題をしながら呑んでいた。
一緒にいた人は論文を読んでいた。 

そのバーは学校の裏にあるから何かある度に学校に戻れるから良い。

周りの人たちは春の陽気の下社交的な時間を過ごしていた。 
でも、私たちはgeekだった。

で、タイヤの事でまだ悩んでいる私はうじうじとタイヤの話しをしていて、「今から作るのなんて無理だから、買えば良いじゃん! 買えよ!」と切れられながら言われても、「うううう…@@@:@:@%%%」ってなってしまい、重い、ねちっこい、暗い奴になってしまった。 「もし作るとして、でも、技術者に口で説明しきれないと思うなら設計図を持ってけば良いじゃん」と言われ「設計図書けない」と答え、運良くその場で書いてもらえたんだけど、「こんなの作れない。 鉄曲げれない。 でもって設計図があっても技術者と話したくない。」と言ったら破られた。 どうして、こうもディスファンクショナルなんだろう私は。 どうやったらこのタイヤ鬱から抜け出せるのか。 

ああ、怖い!! タイヤが怖い! タイヤパニック。 ああ、今世界に何人、タイヤを着ける位置で悩みきっている人間がいるんだろうか。 私、叫びだしそうだよ!!!

とりあえず、頭の中は「ビール/一緒にいる人/タイヤ/ビール/タイヤ/ジオメトリー/タイヤ/ビール/一緒にいる人のひげ」でいっぱいになり、呑むしか無いのでただ呑み続けた。 

ああああああああ、明日タイヤ買いに行かなきゃだよ。 どうしよう、終わらなかったら。 怖い!

タイヤ、本当に怖いよおおお。 こんなに怖いの久しぶり。 

タイヤ怖い!!

2007-09-22

垂直じゃないのね


 フードを被って忍者みたいになっているこの人は、下の建築が素晴らしいと思っているそうだ。



正直どこがそこまで良いのか分からないんだけど、実は垂直じゃない形が素晴らしい、らしい。

夜の海

海辺の建築散歩に行った。 きれいだった。




べろんべろん オブ ザ ウィーク

べろんべろんです。


見事なまでにべろんべろん。

一緒に呑んでいた人は私の学校の先生で、とても変わった人です。

でも、多分私の方が変だった。 彼の受け入れ態勢が良すぎるお陰で、私たちは真夜中の建築散歩と称して、山の獣道を歩き通して、その後にウェリントンにある悪いテイストの全てのバーで一杯ずつビールを呑み、私が理性をつぶしてからは、閉店三分前のスーパーマーケットに行き、豚肉を見て、その後に駐車場に行き、駐車場の美を鑑賞するという、グラウンドツアーをしました。 駐車場素晴らしかった。 私の挙動不審っぷりにいつも監視員からキックアウトされるのは、ごく当たり前の事なんだけど、彼がすごく良い言い訳をしてことなきを得たりとか、いやはや素晴らしい。

酔っぱらっているせいか、彼がファンタスティックなせいか、私は私がいつも一人でしている事ができるんだよね。 真夜中の建築散歩も、悪い趣味のバーも、スーパーマーケットで精肉をまじまじと見る事も、そして、駐車場で何十分も会話も無く過ごす事も一人の時に「これって多分変すぎるから誰とも出来ない」と思っている事で、でも彼となら出来る。 


もしかして彼ってファンタスティックかもしれない!

2007-09-20

これだったのか!

いつも朝はぶっ倒れそう。 怠いやる気のない女です。 夕方の四時ぐらいにならないと作業をする気にもならないんだけど、勿論世の中時間が待ってくれはしないので、無理矢理仕事をし、すねるのが日課でした。

でも今日の私は違う! 私は椅子に座った瞬間に陥落して二時間寝てたり、立ち上がった瞬間に倒れたりしない。 足りていなかった物が分かったのだ。

私にはアリナミンEX(に含まれている何か)が足りていなかったのだ。 今朝景気付けに、日本から持ってきた栄養のピルを飲んでみた。 女性用のマルチビタミンと、サラリーマンが飲むような滋養のやつ。 そうしたら朝からハイパー! 



ずっと根性論だと思っていたので「ああ私にやる気が足りないから、鉄曲げたくないよー!」「駄目女だから、溶接したくないよー」「宇宙のゴミのような、この私に何かをデザインしろなんて、とんだ冗談だよ。 消えちまいたい…」と思う自分を「元気出せ、ビッチ!」と責めて責めて、拗ねて拗ねてと、だましだましやっていました。 

しかしだね、これはどうも私の腐った根性の所為じゃなくて、どうやら単純に体をちゃきちゃき動かす何かが足りていなかったのだよ。 

週に一回ぐらいしか肉食をしないからだろうとは思いつつも、「だって、国民総勢菜食主義者のインド人達結構元気っぽいじゃん。 経済大国になるらしいじゃん。」と思っておった。 でも、考えてみたらインド人の活動って川のほとりで瞑想とかITとかで、鉄曲げたり切ったりしてないもんな…。 謎、解けたなり。 食、深し。 工業デザインは、もろ工業に関するお仕事であり、工業はスチームエンジンと肉食の世界であり、ポパイな宇宙なのだ。 

こんな私には、栄養剤が必要です。 


みなさん、24時間働けますか?

2007-09-19

文章

 最近文章について考えている。

あまりにも読みにくい文章が多いので、どうしたらそれらの文章と同じ失敗をしないですむのかが気になる。

内容はとやかく、外見から読む気がしなくなるものが多すぎるんですよね。 

画面上の文章が、紙に印刷された時に読みやすいっていう訳じゃないのと同じで、文章の形ってのはその媒体によって大きく変化するべきものなのだなというのは最近分かってきた。 

改行のない画面上の文章は、非常に読みにくい。 
改行ばっかりの、紙に印刷された文章は分かりにくい。

2007-09-18

20分

 週に二回、早朝の水泳を友達としている。 夜は一人で泳ぐ。 楽しい。

いつもは一時間ぐらい泳いで遊んでいるんだけど、
今朝は寝坊して、二十分ぐらいしか泳げなかった。 


そうしたら、直後から妙に疲れて疲れて、くったくたの人になってしまった。


どうしていつもより少ない時間なのにこんなに疲れてたのかが不思議で友達に聞いてみた。 どうも人間は二十分以上運動すると、「お、もっとエネルギーを使う方が良いぞ」と体にスウィッチが入るらしい。 私はそれの直前で終わらせたので、ただ疲れてしまったようだ。


その後、昼過ぎに作業室からアトリエに荷物を取りに行った時、ふと椅子に座ったら2時間どっぷり眠り込んでしまった。 

ぐはっと起きたら、体がバリッバリになっていた。 っど、どうして誰も起こしてくれなかったのかが分からん。 


とりあえず、多くの人々よ! 二十分だけの水泳はするな。 とてつもなく疲れるぞ。

2007-09-16

Rothko

Rothkoについての番組を見た。 ただただファンタスティック。 私の永遠のナンバーワンだと、今日改めて確認した。

北斎的瞬間と水泳





「北斎的瞬間と水泳」が今月のテーマです。

後で詳しい事書きます。

プレゼンが終わった後の机はこんなんになっていた。 あたし人としてなにか問題があるんじゃないかと心配になる。 まあ、こんな心配毎日しているんだけどね。 あっはっは。



これが私の作業台。 途中から、ゴミで作業が出来なくなっていた事は言うまでもなし。


なので製図用の机を使って作業をしたら、こんな事になった。 机と床がぐちゃぐちゃなだけではない。



勿論、周り全部汚染しました。

汚すぎるから写真に撮ったよ。 すっごいよね。 自分でも呆然。

バスケットだけど、進むのね


スーパーの、ショッピングバスケットに小さなタイヤがついているのが登場した。 本当に、きゅーん。 すっごい可愛くない?! これは、ときめきましたよ。



家に帰ったら、鳥がいた。 我が家の新しい一員。 とっても可愛い。 きゅーん。 

一人遊び

 一人でいるのが結構好きです。 気兼ねなく夢中になれるじゃん。 

私は人がいないと思うとすぐに自分がやっている事に夢中になってしまう。 そして人が横に来ている事とに全く気がつかないので、声をかけられたときにすっごい反応をしてしまうの。 飛び上がったり、悲鳴を上げたり、ひどい時は後ろにたじろいだりしてしまうのでいつも謝られる。 「いやいや、こちらこそ失礼しました。」の典型なので、どうにかしてなおらないものかなと思うんだけど、ならないから毎回すっごい慌てる。 同居人には、心配されている。
 

今日は午前中バイトで、さぼっている所が見つかっておこられた。 当然な分、自己嫌悪。 でも、さぼりたかったんだもん! もうさぼんないけど、今日はさぼりたかったんだと、自分をなだめる。

で、午後に自転車でウェリントンの建築見学ツアーを一人で数時間した。 アーツアンドクラフト、ヴィクトリアン、モダニズムまでの期間の建築物の位置が事細かにのっている地図を持っているので、走り回って見てきた。 公園のベンチで一人リンゴを食べ、私、幸せでした。 

そして国立博物館の図書館で、BBCの番組のDVDを見た。 その名も、power of art。 特集は、ロスコ! 閉館まで粘り、鑑賞。

その後、大学の友達の女の子三人とと夕飯を食べて、映画を見た。 ちょっとぎこちない気持ちになる。 一人でいるのに慣れちゃうと、とっても我侭になっちゃう、好きな事を当たり前に出来ると思っちゃうようになるから、上手に人とコミュニケートできなくなる。 人と話すのとか、関係を持つのには独特の集中力がいるよ。

映画を見た後にラグビーのワールドカップをテレビで見て、それはそれでおもしろかった。 

要するに、良い一日だった。 

どんどん一人で自分の趣味の道に足を突っ込みまくって行っていて、このまま他の人と関係が持てない人間になっちまったらどうしようと不安になるも、でも、そうなっちゃったらそうなっちゃで仕方がないなとも思う今日この頃。

変な人街道まっしぐらだけど、止めようが無いんだよね。 とほほ。

2007-09-11

どうなるのか

 これからどうなっちゃうんだろうと思うぐらいに、時間がない。 
悩みに悩んで、やっとの思いで決心したのは良いんだけど、どうも、おい、ギリギリすぎるぞ。

金曜日の私の幸運を祈って。

私は直前まで納得できない。 自分でも、この性格の所為で随分と損をしてきている事は分かっている。 これからもっと時速が上がるように、ちょっと自分を押して行こうと思う。



同居人の男の子が完璧にゾンビになっちゃってる。 彼は毎晩、あるオフィスに行って家具からインテリアから全部を一気にデザインして、なおかつ実物も作っている。 デザイナー兼、大工。 ほとんど職人。 でもその所為で一週間以上ほとんど寝れていなくて、挨拶もか弱い。 

いつもは私がお洒落をしていたり、変な格好をしていたりすると、「どうしたどうした?」と聞いてくる。 「うーん、なんか元気になるじゃん、こういう格好してると」と答えると、「何かあったのか?」と過剰に反応してくれる。 最近は無反応。 寂しいね。 でも、違いなんて分からなくなっちゃってるんだろう。 疲れているんだろう。 ギューってしてあげたいけど、そんなのより絶対泥のように寝たいはずだろうと思う。 疲れはある程度を超すと、まわりではどうにも出来ない事になるからね。  頑張れ、彼、頑張れ。 

それに私も頑張れ!

2007-09-10

日々存在感をます

 親知らずが、出てきている気がする。

 ちらっと見えてる気がする。 

 うずいている気がする。 

 歯茎が痛い気がする。 

でも、全部気のせいかもしれない。 


気のせいじゃないなというとこまで、押し切ったりしたら、私はどんな目に遭うんだろう。 それは歯医者に行くのと、どっちがより怖いものなのだろう。

ああ、色々とどん詰まり。 やらなきゃ行けない事がアマゾンの原生林のように茂っているの。 ああ、こうやって考えると茂っていていいような気がしてくるね。 禿げ山になったら困るもんね。 アマゾン、大切だもんね。 資源、大切にしなきゃだよね。 あー、家に帰りたい。

2007-09-06

図書館

 図書館で働きつつも、学校で作業をしたくない時にわざわざほかの図書館に行ってしまう。 図書館が意外と好き。 椅子、いっぱいある感じが好き。 椅子好き。 

 まずは、国立博物館の中の図書館で、友人と床に座り(椅子はただ眺めるだけ)黙々と読んだ。

 次に、横にある市立の図書館に行き、最上階の窓辺に座り、今度は黙々と書いた。 
でも作業はあまり進まず。 難しいね、何かをやるのって。

  学校の外にいたってのは気持ちが良かった。 そして今日は美しい日だった。 夕焼けが真っ赤でそれを見た友人が「明日は晴れるね。 羊飼いは良い気分で働 けると思うよ」と淡々と言い出したので思わず大笑いをしてしまった。 失礼な話しだけど、ニュージーランド人が羊の話しをすると嬉しくなって笑ってしま う。

 




 国立博物館と市立図書館の前には港で、荒々しくてかっこいい。 遠くの山とかを見ながら、ちょっと良い気分になる。 




 私が写真を撮っていたら、友達も撮りはじめた。 二人でちょっと観光客っぽい感じになっていた。






 一見、勉強しているように見えつつも、頭の中は他の事でいっぱいだった。 日常は緩やかに過ぎて行くのに、課題はガシガシあるのね…。





いっぱいの時間を友達と過ごしている。 彼女との距離感は素晴らしい。 こんなに良い関係の距離を作れるこの女性はどれだけ立派なのだと日々感心する。

2007-09-05


チュートリアル

 チュートリアルの授業の時に、当たり前だと思っている事が前は当たり前じゃない事だったと気がついた。

私たちは席に着くと、一斉に自分のラップトップを広げて、プレゼンの最後の手直しやらなんやらをする。 そして話し合っている時も、「あれってなんだっけ?」ってなったら誰かがgoogleする。 

 12歳の時、エヴァンゲリオンの中で主人公が行く中学校の教室の風景を見て「これはあり得んだろう」と思った。 それはみんなの机の上にラップトップが並んでいた風景だった。 

 中学校ではさすがに無いだろうけど、大学では当たり前の景色になっている。 

時ってのは流れるのだな。 十年後の大学の風景は一体どうなっているんだろうと考えると、頭がこんがらがる。 




2007-09-04

ここが痛い


 いつも、手と手首の出会うぼこってなっている部分が机にこすれて、痛くなる。 小指側の、部分ね。 親指側のほうじゃなくて。  皮膚が痛いっていうよりも、骨そのものが痛い気がする。 

 赤くなってるう…。  ここって、みなさんも当たりますか? もし、そうな場合、どうやってその状況をコントロールしているのか、是非教えて下さい。 タオルとかを置いていたらいいのかなあ。
 
 
 手首は痛いし、課題は終わらないし、眠いし、お腹すいているし、すっごい想像力もかけらも無いちんけな気持ちで、プレゼンを作っていました。 

 そうすると色々な事を忘れてしまう。 例えば良い音楽をかけるだけで空気が変わるとか、そういう当たり前な事すら忘れて、無音の中で悶々としてしまったりする。 で、音楽をかけてみてびっくりするのね。
 

 でも、同時にそういう時にしか思い出せない事も頭に浮かぶ。 好きな芸能人の事とか。 


 好きな芸能人やら俳優やらは誰と聞かれる度に、「えー、わからない。 多分、日本人の誰かだと思う。」って適当に返しているんだけど、多くの場合どれだけ考えてもわからない。 とんでもなくつまらない人間なんじゃないかと自分で自分を不安に思ったりする。 でも課題に煮詰まったお陰でやっと思い出したんだ! 私は好きな芸能人がいる!

 筒井道隆さん。 私は、彼の外見がとってもとってもとっても好きです。 文句無し! こういう感じのデザインをして行きたいと思います。 筒井道隆的デザイン…。 いいね、公平そうだ。

 プレゼンテーションを作って悶々としていたときに、脳裏に突然「そうだ! あの人の外見が見たい!」ってひらめいて、googleしました。 悶々から、ときめきへ。 

 私が私をストレスとかからプロテクトする能力って驚くべきぐらいに高い。 この能力を他でいかせたらどれだけ素敵なことか。

2007-09-02

以心伝心

 たまたま考えていたらその人から連絡が来るとか、ばったり人と会うとか、そういう偶然が割と多い。 

で、その度に「やっぱりね」って思う。 腑に落ちる感じが多いから。

 mixiの方の日記に、ぽろっとその事を書いてみたら、「あんなの事を考えた直後に、電話をかけてくることが多い。 あんなに関してはそういうことが多い」と数人から書き込まれた。 私側でだけじゃなくて、相手側でも私に関するとそういうことが多々おこるそうだ。

 便利じゃん! 私がとる行動はやる前からばれているのね。 

私自身は、クールで理性的で合理的なモダニストですもので、そういう超常現象系の役割は受け持っていないと思っているので、別に主張する訳でもなく、たまにちょっとした自慢として「私はばったり運が良いんですよ。」とかって言ったりはしていたんだけど、やっぱり多いんだよ。 周りにも認めていただいた。 

 大学の友達にどうやったらそういう運が上がるのと聞かれて、一応説明してみた。 でも、良く分かってもらえなかったっぽい。 本当に簡単で、明らかな事をすれば良いだけなんだけど、こういうのは口で言うと難しい。

 ぼんやりと、でも、すっごい深い所で相手を肯定している人とは以心伝心率は高い。 心の中にいることが当たり前の人って、なんか繋がりあえる感じはするよね。 多分、そこまで好きだと思えるってことは行動パターンやら、なんやらが似ているだろうから、偶然の率も上がるし。

 ここに位置していると、問題無しっていう心のレベルにいる人たちってのは、柔らかく、温かく、いつでも繋がっているような気がします。 胃の裏っかわぐらいがあったかくなる感じの存在感が重要なんですよ。 もはや体の問題なのです。 

 言いたい事分かる人、手を挙げて!

2007-09-01

ぐったり

 今日は一日中ぐったり。 バイトしてぐったり、作業してぐったり。 水泳してぐったり、