2009-02-24

訳の分からない仕事に手を出したかもしれない

 既存のプロダクトをよりよい品質に仕上げる為の作戦会議をしています。 むらなく、効率的な生産ラインにするって面も含まれます、多分。  職人さんたちの技術を観察し、改善…、したいなあと思っています。 品質向上。 うはー、難しい。 頭の中がこんがらがるよぉ。 なんでこんなことを手に出してしまったのだ!! でもやりがいあるぞ。 

 何十年も仕事をしている百人近くの職人さん達に向かって「こうやったらもっと素晴らしくなります!」って主張し説得し彼らのモチベーションを上げようとしている、大学を卒業してまだ三ヶ月目の工業デザイナーって、本当に無謀感がぷんぷんしているよね…。 きっと失敗する! しかし私が捨て身で、無防備に相手に向かって「良くしよう!」って言えば、同情して案外話しを聞いてくれるかもしれない。

 どうやったら上手くいくかを午後中考えていて、ワークショップをする事に決めた。 ワークショップ内で一緒に働き、全ての工程での最も優れた技術を記録し、それを「これがスタンダードです。しかもこれからもっと良くしましょう!」って提示しようと思う。 私に教えて下さいと謙虚にやり教えてもらいながらも、アウトプットを残し、相手も刺激する、お互いにとってウィンウィンな状況を目指す。

 その為には、ワークショップのプログラムをいかに組み立てるか、アウトプットの写真とサンプルをどうやって有益なガイドラインに転換するかなどの下準備が必要だろう。 さー、ちょっと頑張ってみるぞ。

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