2007-04-30

みんないい人だ。

課題は全然終わりません。
ほとんど悪い冗談よ。
本当に冗談。 あっはっは。
笑っちゃえ〜〜。

ちょっとのろけても良いでしょうか。
多分、こんなに人に優しくされている人間は世の中にほとんどいないのではないだろうかという感じなのですよ。 本当に、皆様が素晴らしくて、素晴らしくて。

クラスメイトは、なんだか徹底的に優しいです。
先輩も優しいです。
彼ら無しでは何も始まらないし、進みません。 
いつか、彼らのまつげを私からの優しさや恩返しでしっとりと濡らす事が出来るのならば、私は本望だと心から思うね!

そして、一緒に住んでいる方々。 優しい。 本当に、優しい。
「今週は色々と大変だから、週末の朝に、シャンパンブレックファーストをやろうね」とか、本当に良く思いつくよ! 歯が浮くけど、浮かさないもの。 いや、いっそ食いしばってしまっているわ。 感動しているから。 そして、夕食の後に雨が降っているからと車で我輩を学校まで送り、夜中に迎えにきてくれる。 その間、車の中で私の文句と愚痴をずっと聞いていてくれる。 本当に良い人たちだと思わないか?! 
しかも明日パン焼いてくれるんだって。 本当に、良い人たちじゃないかい? それともこれが普通なの? 私が人の優しさを知らずに育っただけ? 優しさの平均値ってどこにあるの?

ああ、今日本からわざわざたかみちが課題をおわらせるんだとメッセージを送ってきてくれているよ。 彼は私がきっと今この瞬間に課題をやっているんだろうと思っているんだろうね。 えへへ。 ブログ書いていたよ。 でも、この行でおわらせて、オイラは課題をぱぱぱっとやって、それで、寝るぞ、私は疲れているんだ、今日は朝の六時から一時間水泳をして、一日中必死で作業して、それでもってまだおわってないのだ、さあ、やるぞ!! ラストスパート!!

Polysics

彼らは本当に素晴らしいんじゃないかと思う。 
クラス中の子たちと見て、わきゃーーーっと喜んでいます。







2007-04-29

star wars

家で大音量でstar warsのテーマをかけていたら、魂が揺さぶられた。 俺の音楽はこれだ! これなんだ!



近況報告

昨日の夜から今日にかけて、
私は私のやりたい事しかしなかったぞ。
 
昨日の夜は二大愛な人と電話をしましたよ。
いやー、二人とも素晴らしい。 両方とも違う感じで素晴らしい。
大地と風って感じだよ。 自然美を感じさせてくれる方々です。
大好きです。 これからもずっと友達だからね!

今日は朝起きたら、もう誰も家にいなくて、
ずっと音楽を聞いたり、ヨガをしたり、
プランターの植物といちゃついたり、
餃子を山ほど作ったり、掃除をしまくったりした。

った、楽しかったぁー。

で、夜に同居人たちがかえってきたから一緒に餃子を食べて、
薪を買いに行って、いっぱいおしゃべりをして、楽しかった!

一緒に住んでいる子にかまってもらいたくて、
カエルのおもちゃを彼の部屋に仕掛けたら、
まんまとつれて、ものすごく喜ばれた。

本当に、ものすごく、彼は喜んでいた。

私はひいた。

犬が骨をかじっている時に感じる、あの本能と喜び丸出しで、見ているこっちが居心地が悪くなるレベルの喜び方を、彼はカエルのおもちゃにした。 

私は、自分でしかけたのに、まんまとひっかかってもらえたのに、望み通りと言えば望み通りなのに、心が冷えたのを実感したね…。 まあ、人間色々なアスペクトがあるさ。 カエルのおもちゃはもう与えまいって話しさ。 さささ、この思い出は、心の奥底に埋めるぞ。 見なかった見なかった。

夜中に友達と電話をして、すっごく楽しくて、一時間以上話し、我が人生万歳となった。

だか、宿題は募るばかり。 やっばいね。 こりゃやばい。 ひーーーーー!!! 明日頑張るぞー!!

2007-04-25

一旦約束したら

必ずやり遂げるのが私の信条だと、ブラックジャック先生はおっしゃった。

すごいよ、ブラックジャック先生。 私にはそれが出来るか分からない。

こういう所に、人間としての徳の差が出るのかと、しみじみ思う、課題が全く終わっていない、提出明日の、23時38分。

2007-04-24

不思議な感じ

大学からのメールに、"Before presenting our regular notices we would like to express our sympathy to all international students on campus that have been affected by the tragic event at Virginia Tech. If anyone needs any support during this time please contact the Victoria International Services Team"とかかれていた。 なんか不思議な感じ。 

2007-04-23

台所

同居人たちとの家の話しばっかりでごめん! 友達少ないんだ!


家は台所が広くて良い。

この写真は引っ越しした日の夜ので、ごっちゃごちゃなんだけど、基本こんな感じです。
後で最近の写真も乗せるので、私たちの努力を感心してくれて!



ほっそいよねえ…。 なんでこの子たちこんなに細いんだろう…。




最初はみんなの趣味がごちゃ混ぜになり、とんでもない事になっていました。

夕ご飯

君ってとっても可愛いねと心の底から思う相手がいる。 
それは同居人の男なんだけど、彼は本当に可愛い。 

スーパーマーケットに いた時、突然、「これから毎週ブッチャーに行って肉を買おう! それで、野菜は市場で買おう。 僕たちはそうやって暮らそう」と宣言してきたり、私たちが ローストラムを作った時に「嬉しくてたまらない。 これからは毎週火曜日にローストを作ってみんなで一緒に食べよう!」と嬉々としていたり、本当に乙女。  そんな彼が私のあげたプレゼントの中で一番強烈に喜んでいたのは、ハーブの寄せあわせのプランターで、見た事がないぐらいに喜ばれた。 たまにヒステ リックになるから、困るんだけど、本当に可愛い人です。

そんなわけでローストです。 彼の彼女が作りました。 彼女にも夢があり、絶対に暖炉に火がついていないと駄目だという事で、私は必死に木を燃やしました。 彼女の為にならなんでもするさ。






























デザートは、スティッキーデーツプディングにキャラメルソースという美しい逸品で、ああ。 濃い、恋。






アイスクリームと共に頂きました。 

2007-04-22

植物

植物が好きです。 よく、植物見たさに自転車に乗って、遠くに行きます。 いやー、植物って素晴らしいですよ。 海辺の植物はなんか変わっている気がする。


























シュタイナー少年

 なんだか、同居人が好きで好きで好きで好きで好きで仕方がない一日だった。

今日までなんか変なやつだなとか、どっか奇妙な自信のあるお方だなとかって思っていたんだけど、一日一緒に遊んでいて、すっげー味があるやつじゃんと気がついた! で、「どうもこういうタイプの人間に一時期すごく囲まれて過ごした事があるぞ」と薄々気はついていて、ちょっと思い出そうとしていた。

ジェネライズはしたくないんだけど、たまたま小さい時の話しをしている時に、ぽろっと彼が大学に入るまで、ずーっとシュタイナー学校で育った事を言ってきた。 お前さんも、小さい時の教育がそっち系なのかいと、なんかその瞬間に色々納得した。

サマーヒル出身の女の子とシュタイナー出身の男の子が一緒に暮らすってのは、結構支え合いになるような気がする。 少なくとも、とてもユニークなその子の存在は今の所とても良い。 ダイナミックなまでに、そのまんまな存在が素晴らしい。

私はヒッピーな学校に行ったので、たまにちょっと、ちぇってなることがある。 ほとんど無意識の「ちぇ」なんだけど、「君が思っている当たり前ってのは、違う所に行ったら全然当たり前じゃないかもしれないんだぜ」的なやつ。 その結構変わった学校に行って、でも勿論普通の学校がある事も知っているって状況は、今自分が見ている世界が全てじゃないっていう態度を結構植え付ける。 で、私の場合は結構ビターになってしまったりする。 が、私の同居人のすごい所は、なんか普通にそれと生きている所だ。 私みたいにその二つの間で悶々としたりしないで、両方けろっと受け入れている所が良い。 そして、そののびのびとした感じが私が私の学校や、彼の学校に行っていた多くの子たちに共通して大好きな所だ。 そんな大好きなクオリティーを毎日感じ直させてくれるのは本当に素晴らしい。

良い同居人を持ったと、一人喜び、今日は一緒にビザ釜を庭に作った。 来週は一緒に凧を作って、凧揚げするんだ。 

2007-04-19

草間彌生

彌生ちゃんとgrafが一緒に作った家具の本を見た。

素晴らしい本。

最高なの! 本がというよりも、草間彌生が。


草間彌生は、なんて、なんて素晴らしいんだろう。


本当に、ワンダフルなの! ワンダフル!!!


草間彌生はワンダフル!


素晴らしくて、興奮しちゃって、久しぶりに夜寝れなかった。

2007-04-17

物語

ソフトウェア開発をしている友人が一回彼の仕事を「本を一冊書くようなものだ」と言った。 

まあ、建築を建てるようなものさとか、子供を育てるような感じだとか、村を創立するようなことさとか、色々と言えるんだろうと思うんだけど、彼が"本"を選んだのが面白いなあと思った。

デザインだって、「本を一冊書くようなものさ」。 結構物語の話しだったりする。

でも、物語として、成長を押しているかとか、あか抜けようとしているかというと、それはなかなかにだらけてしまっている面があるのは否めない。 

「ここのねじが!!」ってのに頭がいっぱいになったりするからね。

「何があなたのインスピレーションですかね?」とひたすらデザイナーに訊ねている本があって、ぱらぱらと読んでいたんだけど、圧倒的にその本に乗っているデザイナーは、デザイン自体というよりも、芸術やら科学からインスピレーションを得ていると答えていた。(まあ、そういうタイプの人を選んだんじゃないかなとも思うんだけど)

友人が誕生日プレゼントに、英米オーストラリアの短編小説を集めた本を送ってくれたんだけど、それを読みながら、創造という行為の力強さと、越境への渇望みたいなのを感じて、結構目を醒させられる経験だった。

物を創る時の義務というか、パスポート的な態度ってのは、絶対に忘れちゃいけないし、それを思い出させてくれる他分野ってのはスッバラしい。 マジで、そこに芸術の一つの意味があるとすら感じるよ。 

生活に押し込められたり、自分の技術の低さやら、周りの理解のなさやらで、簡単に忘れられて行ってしまう、繊細な、でも本当に重要な事を、激しく強烈に主張する分野がこの社会にあるってのは素晴らしい事だし、できればそれに触れて、恩返しをして、キリキリ物が創りたいと思う。

物語ってのは、すごいですね。 


あと、最近ムサ美から出ている本を図書館で見つけて読んだ。 それは、椅子についての本なんだけど、結構素晴らしくて、目から鱗が落ちた。 コンセプトと、技術と、耐久性を、「心・体・技」で表現して、なおかつチャートまでついているんだよね。 っそ、そういうことだったのか。 ダイナミック。 なんかすっげー腑に落ちて、そのページをコピーして家に帰りました。

2007-04-16

しおねちゃんありがとう

友達から誕生日プレゼントが届いた。

この誕生日からすでに2ヶ月近く経ち、忘れきっている時にふと届くという、繊細な驚き。

そしてとてもチャーミングなプレゼントが入っていました。

本と、ノート。

良いね。 

紙信仰者の私にとって、こんなに素敵なプレゼントってないわ。

透明感のある、綺麗な贈り物でとても嬉しかった。

ありがとよ!

不思議な同居人

風邪をひいたので、一日家でじっと寝ていました。

で、同居人たちの行動を横目で見続けたのですよ。

面白かった。 二回ぐらい涙が出るまで笑いました。

いやー、すごい。 

繊細な日常の時間の間に織り込まれる、ささいなんだけど、巨大な笑い。 

引っ越してから気がついたんだけど、
周りに結構友達が住んでるんさ。 

例えば、大学一年生の時にすごく仲が良かったのに、
二年生の時に私が忙しすぎて全然遊ばなくなった子とか、
私の家から一分ぐらいの所に引っ越してきた。

きゃっほうってなって、早速深夜に遊びにきてもらう。
深夜に遊びにきて、家で酔っぱらって、でも大丈夫、
タクシーも終バスも気にしなくて大丈夫、千鳥足でも2分さ。

ちょっと橋本の時の生活に近くて、いい感じ。 みーんな、近所。

2007-04-11

のびたぞ

なんだか急に背が伸びたような気がする、今日この頃。

今、背の高い男二人と、中ぐらいの背の女二人で住んでいます。

私の背は(多分)伸びてないんだけど、日常的に上を見上げて生活すると、なんだか背が伸びたような錯覚が訪れるこの不思議!

新居はかなり良いです。 ラブリー。 同居人も、家も、料理も、時間も、全部なんだか可愛いの。 

今回の同居人は、元サヤ感たっぷりな、二年前の同居人たちです。 良いよ。 お互いになれているから全部がスムーズ。 そういう意味でラブリー。 グレースとケレンとノア(この子とは初めて住む)っていう組み合わせで、日本の私の友達も名前を聞けば、「おっ」となる名前ではないでしょうか。 しかもね、しかも、なんと、私の家の隣の隣の家に、ディラン一家が引っ越してくるという、この箱庭感。 たまりませんね。 私のほぼ全ての友人が半径五十メートル以内に大集合でやんす。 しかもみんな同い年/ちょっと年上。 やったーー!! もう、縮こまらなくて良いのだあー!

絶対に、同居人は、同い年以上/自分の身長以上であるに限ると思います。 これだけは叡智です。

2007-04-07

色々あった

ここ数日の間、結構色々あったような気がします。 本当によく泣いた。
去年一年分は、とっくにこの二週間ぐらいで泣いたと思います。 


先週の始めに、ある程度親しかった友人が自死をしてしまいました。 こればっかりはしょうがないとしか言いようがないぐらいに、悲しかったし、ずたぼろな気持ちになりました。 本当に、この悲しみだけはしょうがない。 思ったよりはひどくなく、だからと言って全然軽くもない衝撃が続いています。 寝ても冷めても頭の中に、見た色々な悲劇が繰り返されるっていう状況からは脱して、今は普通にただ悲しいです。 本当に悲しいです。 なんかもう原始的な悲しみで、悲しみに溺れるとかそういう次元でなく、もう根本的な悲しみがあります。

他にも、色々と私自身は健康でぴんぴんしているのに、周りで色々とあって、毎日めそめそ泣いてました。 考えてみたら、多摩美の卒業式の日らへんから、毎日何かがあって、めそめそ泣いていたよ!

「これは、しんどすぎる」って事が木曜日にあって、プレゼンの最中だったんだけど、プレゼンの部屋を出て、めそめそやっていたら、クラスメイトの男の子が「お前こっちこい」と言って私を引っ張っていき、教室のはじっこで、ギターをひいてくれた。 なんてこった。 良い奴だ。 そして、他の子がなぜかビールを持っていて私にくれた。 クラスの子たちがプレゼンをしている間にビールを呑みながら、ギターを聞く事が出来るってのは幸せだ。

でもそんな間にも、普通にフラットメイトと喧嘩したり、喧嘩の結果で家を出る事になったりして、金曜日に引っ越しました。 喧嘩というか、なんかもううんざりだったんだよね! 勘弁って気分にひっさしぶりになった。 そんな状況下で、大学一年生の時に一緒に住んでいた友人達が「こっちに来い」と手配をしてくれて、彼らの家に引っ越しました。 嫌だったんだ。 なんかあそこに住み続けて、彼らと時間を過ごすのだけは、どうしても辛抱ならんという状況だった。

新しい家は遠いんだけど、凄く可愛くて、なんだか幸せ。 小さいけど、確実に幸せな事ってのは、いい感じの家がある事なんじゃないでしょうか。 おいら、頑張る!

2007-04-02

奇妙な一週間

 私自身はぴんぴんしていて健康でのびのびしているのに、周りでとんちんかんなことがおこり続けた一週間でした。 なんか毎日脱力し続けたよ。

 これから書く事は、もしかしたら一部の人にとっては「どうしてこんな事をこの人はケロッと書けるの?」って内容のことなのかもしれないのですが、なんだか出来てしまう。 途中で嫌な気持ちになったら、読むのをやめて下さいね。 明るい気持ちにはならないと思う!

 月曜日の午前中、自分のアトリエで作業をしていたら携帯に友達から共通の友人の訃報を伝えるメールが来た。 とても若い子で、自死であることがそのメールに書いてあった。 「????」となり、「自殺したってことは死んだって事なの?」と横の机の友人に聞いたら、ものすごく複雑そうな顔をされて「そうだ」と言われた。 「あら!」と思いつつも、普通に作業をし、お昼ご飯をへらへらしながら友達と公園で食べて、アトリエに戻り、一心不乱にプラスティックをカッターで切り刻みながら、テンプレートを作っていたら、ミーティングをする約束をしていた先生が私の所に来た。 手先に力が入らないから、手ばっかり切れて、マジで痛かった。 作業が進んだか確認しにきたんだけど、明らかに進んでないし、なんか怪しかったみたいで、どうしたんだと言われて、多分これが理由で集中できないと説明したら「家にかえった方が良い!! 手もやばい。」と言われて、「ここで混乱していたりパニックになっている人と思われるのは後が大変だから、話しを聞いておこう」とかって思いながら、「分かった」と言って、スカートで血をふいて、さぞ理性のある人のふりをしながら、頭の中では全部の時間が一瞬で吹っ飛んで、瞬きをした瞬間に百年後になっていてほしいと本気で思っていた。 今思うと確実にパニックで普段なら一分で出来る荷造りが一時間ぐらいかかった。 で、やっぱりこれも今思うと変なんだけど、明日お葬式の時間と自分のプレゼンテーションの時間が重なっていて、本気でどっちに行こうか悩んでいて、プレゼンに行かなかったら留年しちゃうんじゃないかとかって妄想が始まり、泣きながらその教科の先生の所に行き、大泣きしているのに、ものすごく普通の振りをしながら「いやー、これこれこういう訳で、ちっとプレゼン出なくて良いですかね。 でも、私が留年しちゃうなら勿論、出ますとも」と陽気に振る舞ってみたら、「当然だ! お葬式に行きなさい。 プレゼンのことは気にするな」と言われた。 そのときら辺から、これは結構なことだぞと気づき始めて、おいおい泣きながら、やっぱりまた学校の中を三十分ぐらいうろうろした。 でも、頭の中は「周りに迷惑をかけちゃいけない! 普通の振る舞いをするのだ!!」と思い続けていた。 共通の友人が私を迎えに来て、二人でとりあえずお茶でものもうかと、その直前まで二人とも大泣きしていたのは明らかなのに、ケロッと噂話とかして、ケロッと分かれた。 で、自転車を取りに学校に一旦戻ったら、クラスメイトにかしていた自転車がぶっ壊れていた。 自転車屋さんに私の自転車を預けて、とことこ歩いて家にかえって、目が覚めたら朝だった。

自転車がないからバスに乗らなくちゃいけなくて、でもバスが渋滞に巻き込まれてずっとこなくて、友達との待ち合わせに遅れた。 その友達はなくなった子の親友で、彼は私の遅刻のせいで、満員になってしまったお葬式の会場に入れなかった。 葬式は寒くて、悲しくて、お腹が空いていて、心臓はどきどきするし、悲惨だった。 当たり前だ。 悲惨。 で、帰りに友人たちと高級レストランでお酒を呑みつつ、昼ご飯を食べた。 そして、ウィンドーショッピングをした。 その後に学校にかえったら、自転車をぶっ壊した友達に「昨日はごめんね、今から直すから」と言われて、「遅いんだ馬鹿!!!!!!」と理不尽な怒りをぶつけた。 私が泣きながら「最悪のタイミングであんたは自転車を壊したよ」と息巻いて、理由も言わずに去ったから、彼はものすごく惨めな気持ちになり、一晩中寝れなくて、心臓がドキドキしてしまって、実家お母さんに電話したらしい。 私も一日中心臓がどきどきしていて、昼ご飯に呑んだワインのせいで頭が斧で叩き割られたみたいに痛くて、もうその日のことはよく覚えていない。