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2010-01-13

おさななじみ

 おさななじみの子とバイバイをした。 彼とはウェリントンの高校大学と一緒で10年来の友人。

 その子と私は別れまくっている。 高校の卒業式で別れ、お互いの留学で別れ、大学の卒業で別れ、今回日本で別れた。 その度にお互いボロボロ泣く。 だって毎回二度と会えないと思うから! しかしなぜか縁深く、彼と私はなんか出会い続ける。 今度彼はロンドンに引っ越す。 次はそこで会うのかな?

 丸の内で(丸の内のThe Tokyoって感じが好きだ)珈琲を飲んで、お互いでお互いの写真を撮りまくり合った。 自分撮りって言うの? なんかくっつき合って自分たちを撮るやつ。 あの、他人がやってる所を見ると何とも言えないぐらいにむかつくやつ。 日本の中心でそれをやる。 完全に見た目はバカップル。 でもカップルじゃないから、実質はただのバカ。

 色々と古い友達であるが故に言える事をズバズバと言われた。 最近「アンナの小さな世界」ってフレーズがお気に入りの彼は、私が間違えた事を言ったりすると「まあ、アンナの小さな世界ではそうなのかもね」と言ってくる。 どれだけ御自分の世界は大きいと思われているのだろうか。 ムキー!! 

 「アンナのする我侭や歪んだ行為で傷つくのは、アンナ以外の全関係者だって事をそろそろ知らなきゃね。」とか、もうさすが10年間私に振り回されているだけあって言う事が辛辣。 そして私のボーイフレンドに対するコメントも辛辣。 「あああぁ、そんなにアンナに尽くしちゃって、本当にもう、そこまでやる価値ないのに。 そんなに捨てられたくないかね。」ぐらいの勢いな事をポンポコ言っておられた。 なんてこった! 殆ど全てに辛辣!! 「どーしたお前?!」ってぐらいに辛辣。 ここで十年分の憂さ晴らしか?!

 でも私も同じぐらいの辛辣さで彼に接した、多分、お互い、不器用なんだと思う。

 2人して涙目になって、「お前以外がこんな事を言ったら一生許さない!!」と言い合って、一応喧嘩両成敗で収まった。

 そしてその後ガシっとハグをして、ボロボロ泣きながらバイバイをした。 くふぅ…。 一緒に大人になった友人との別れは辛い。

主に多摩美の友達に関して

 今回の日本滞在はとても実り豊かだった。 なんだかとっても友人関係中心な旅行になった。 今回はただひたすら友人たちに会った!

 日本にいる友達で一番数が多いのは多摩美の時に一緒だった子たちのグループ。 みんなものの見事に違う事柄に挑戦していて、様々な選択肢を選んでいて、そしてどっかやっぱり似ているライフステージにいる。 どこかで仲間意識があり話していて面白い。

 みんな確実に今の方が昔より面白い。 例えばストレルフルな職場にいて、なんとか踏ん張って生きているって感じの子であっても、友達という長い時間を共有していた者の視点としてみて見ると、やっぱり美しいし、希望に満ちあふれた女性/男性に見える。 彼女/彼自身は健康的で、若くて、美しくて、素晴らしい人だ。 お願いだから、その事を忘れないでほしいと友達を見ながら思った。 

 他大学出身の子に今日ぽろりと、アンナたちの友達関係は親密だと言われた。 先日たまたま彼女も含めて、小規模な多摩美の呑みをしていたんだけど、その時にそう思ったらしい。 お互いがお互いを気遣い合っているし、愛情を込めている感じがするんだそうだ。 多摩美の一部のみなさん、私達の友情って「祝福されている友情関係」に見えるんだそうですよっ!

 そして確かにそうだと思う。 少なくとも私が知っている人達はそうだ。 お互いがお互いを気遣う習性がある人達が多いし、やっぱり愛情深い。 まあ、美術って基本的に愛の行為だからね、愛、深いかもね。

 だからさ、そんな時でも私たちは素直にお互いに優しくし合って、ケアし合おう。 こんなご時世だから、ファックな事が沢山あって、シットな目にも沢山会う。 世相が本当に悪い。
 ただ状況が最悪だったから友情やら体やらを壊しましたとかってのは本当に冗談にならないので、そこだけは自分たちで守ろう! 私たちのこれから一緒に過ごせる時間の為にも、今日のお互いを気遣おうね。

 ってことでもし私に何かあった時、私がくよくよしたり、疲れた時はどうぞビールを買って下さい。 そして活を入れて下さい。 願わくば、一食ぐらいおごって下さい。

 卒業とか就労体験とか、なんだかんだとみんなの人生にすごい変化があって、話していてすっごいインスピレーショナルだった。 特に河合氏のはじけっぷりがすごかった。 いやー、すごい成長率。 大ファンになった。 話し上手すぎ。 落語家のごとしっ。 あといつでも私の午後のけだるい楽しみ"人妻エロスtwitter"を供給してくれているS嬢から、ライブで色々聞けてたのは良かったわぁ。 私の中のエロバンクに貯金が増えた。 ちゃんと要所要所で引き落として使うから! 無駄遣いはしないし、出来れば資金運用的な意味合いで使うねっ! そして勿論ケイスケとかね、当然大好きよ。 あゆみちゃんも疑い無しに大好きよ。

 あー、また一年近く君たちの飲み会やら馬鹿騒ぎやらに参加出来ないのかと思うと寂しくてしょうがないよ。 来年は今年よりももっと楽しくパーティーしよう。 その為に元気でいよう! これからが楽しみじゃないか。

GOING ON

 もうすぐNZ帰国。 日程が近づいてきたら現実感が沸いてきたぞ。 

 ってことで会える人にはとことん会っておこうと連日連夜人に会っている。

 昨日の夜から女の子の友達が鎌倉に来たので、雨振る大寒波の中地元を散歩。 寒かった。 でもとても面白かった。

 彼女は知っている女の子の中で一番雄弁な子だと思う。 情報量が多い! 本当に彼女は活発に喋る! 同時に非常に繊細で美しい感受性を持つ人。 いやー、傑出しているねー。 がんばれー!

 彼女とガールズトークをしていたら、結構色鮮やかに私の連れ合いの事を思い出した。 もうすぐあのモジャモジャベイビーボーイに会えるのかと思うと、大興奮だ。 彼はいろんな側面を持っている。 親友だし、伴侶だし、恋人だし、生活共同体の相方だ。 今はその中でもすごく相手の親友っぷりが恋しい。 彼の友情とユーモアのセンスが恋しいよ。 笑い転げたい。 不思議なもので色気とか情念とかそういうのよりもなにも、私は相手の友情が恋しい。
 その事に気づいたらとてもピースフルで嬉しい気持ちが溢れた。 

 なんだかとても明るい気持ちになっている。 今年も良い年にするぞー!

 

2010-01-05

引っ越し

また今年も引っ越しのシーズンがやってきた…。 

ぐはーー! 引っ越し嫌い!

去年は、のりで四回引っ越しをしてしまった。 
今年は何回するのかな?

引っ越しは嫌い、でも嫌な感じのところに住むはもっと嫌い。
だから引っ越しを続けてしまう。

去年は、一度日本に引っ越して、
その後超怪しいオークランドの工業団地内に引っ越し(貧困を見た)、そしてそこが怪しすぎたので、オークランドの売春街+ゲイタウンな一角へ(廃人を見た)、その後貯金を目的に連れ合いのオークランドど真ん中の音楽スタジオ/掘っ建て小屋に越した(普通に窓をあけたら、窓ガラスが見事に全部割れた)。

多分、あたし、考えなし!
それがこれまでの微妙な感じのハウスライフへとつながっているんだと思う。 

っが、それも絶妙に楽しいのは私が無責任な若者だから。
だって、繁華街とかの近くじゃないと夜やることないんだもん。
クラブに行って、酔っぱらって、そのまま歩いて帰りたい。
夜中に恋人と手をつないでコーヒーを飲みにいきたい。
凝った映画館や、ライブハウス、バー、本屋さん、朝市などは生活圏内に欲しい。
そういうのを求めると結構エキセントリックな場所に住むはめになる。

でも同時に、私はサマーヒル出身で
連れ合いもこれまでたまたまみんなそういういう学校出身。
夜空の星を数える感じで育っちゃった過去に反抗するかのごとく夜遊びをするけれども、
実際の家の中はクレヨンハウス。 厚ぼったい靴下をはく。
そして週末は森にこもりたい。

ってことで、そこらへんの折衷案をうまくとったウェリントンの家(勿論同居人達はシュタイナー出身)は理想的だった。 街の中心部のすぐ横なんだけど、グリーンたっぷりだった。 だから二年住んだ。

実際去年もエキセントリックな所に住んでいたけど、
週末は連れ合いの実家の森と海に帰って散策していたから釣り合いはとれていた。
今年もそれをしようと思ったらできる。 
だが毎週末相手の親に会いたいほど私は奴らを愛しちゃいない。
相手の親に関わるのは二ヶ月に一回ぐらいで十分。

だからやっぱ「ほっくり我が家」と「夜中の街生活」両方一気にできるところに住みたい!

本当にこの二つを求めると大変よね。 そしてライフプランも同時並行で考えなきゃいけないから、家計のこともシビアに考えなきゃいけないし。 理想な家探しってエンドレス!

はー、もう考えるだけで、家財道具一切合切捨てて、放浪の旅に出たくなるよ…。 まじでなれるものなら山下清になりたい。 いやっ、嘘、そこまで思い切れない。 なんか寒そうだし、彼。 でも小学生の頃の夏休みぐらいに無責任でぼけーっとしていて、日常の行動が放浪だった頃に戻りたいなあって切実に家を探しているときとかは思うわ。 陽水が鳴り響いちゃうわね。






たまに男の人生において、彼らが最も美しかったし楽しかったと思い出す時期は「小学校の夏休み」ってことを言うけど、今の時代女にとってもそうなんじゃないかと思う。 今や女もオヤジ。 私、日々心の中のオヤジを飼いならしながら生きているよ。 あー、山下清になりたいっ。

とりあえず、大人でも夏休みな気分は得れるのだと教えてくれるサザンを、鎌倉の実家で聞いている。 それこそ江ノ島を眺めながら。





ああ、多分私は桑田佳祐になりたいんだ。 ああ、本当にもう、桑田佳祐さん、血中夏休み濃度高すぎだわっ。

それにしても"君のしぐさを真似る Sunday"だなんて神がかった歌詞よく書けるよね。 大学生の頃、金、土と好きなことお酒を飲んで、彼が一緒にいない日曜日にやっぱり彼のしぐさを真似していた。 みんなそうなんだね。

2010-01-03

Joy

 久しぶりに会った友達はとってもインスピレーショナルだった。

 長い間会っていなかったから、婚約した事も、結婚した事も、子供が生まれた事も知ってはいたけど細かい話しは知らなかった。 しかし一つ一つに丁寧で深いストーリーがあるものなのですね。 特にこの家族は、旦那さんが奥さんにプロポーズした時の作り込み具合が、もうプロ。 プロの技で、私はとってもインスパイアされました。

 旦那様はアメリカのゲーム雑誌の編集長/ゲームのプロデューサー。 ゲーム大好きっこだ。 そんな彼はとっても情熱的でクリエイティブ。 そして行動的。 生粋のニューヨーカー。

 彼は出来るだけの事をプロポーズでしたって感じ。 クリスマスのパリ旅行の最中、郊外のレストランにて彼女に結婚を申し込んだんだって。 この時点で、スーパーロマンティック。 

 彼はオルゴールの箱に指輪を入れて、彼女にプロポーズした。 そのオルゴール箱を開けると"特別"な音楽が流れて、勿論中には"特別"の指輪が。

 特別って"価値がある"っていうのと同じような意味だと思う。 そして何に対して"価値"をおくのかってのはその人の魂の色を素直に示す。 

 彼は、一人の女の子を愛して、彼にとってとっても価値のある物を使って、彼女への忠誠心と誠実さを証明した。 彼は半年の仕込み時間を使って凄いことを成し遂げた。 

 彼の愛する人に、彼の愛する物を送ったの。 ファイナルファンタジーシリーズの殆どの曲を作曲している植松 伸夫さんに、そのオルゴールで流す為の音楽を作曲してもらったのだ。 そして同じくファイナルファンタジーシリーズのキャラクターデザインをしている天野喜考さんに指輪のデザインをしてもらった。 見事な特注品。

 すごいよ! そのゲームへの愛と、情熱的な行動力と、彼女への思いが見事、形になってるね! その指輪ははめているだけで、魔法が使えそうな一品。 私は感動したわ。 見事だと思った。

 その後、彼は一連のストーリーをブログに投稿したんだ。 彼が植松さん宅や、天野さん宅で頼んでいる所のドキュメンタリー映像まで添えて。 その投稿はアメリカ中のゲーマーの心をうち、祭りになったそうだ。 そりゃなるだろう。 ゲーマーっていう枠を超えて、普通のブログとかで行われたその年のベストプロポーズストーリーの中にも入ったそうだ。 そして彼の妻へとファイナルファンタジーシリーズへの情熱に胸うたれたのか、結果としてスクエアエニックスが彼らに婚約祝いの為に、等身大の映画かゲームの撮影で使った甲冑の兜をプレゼントしてくれたそうだ。 すっごいの、それも本当にすっごい兜なのよ。 でっかいの! これ被って町中でたら速攻で逮捕されそうな代物。 彼らの玄関に鎮座しておりました。

私はこれはすっごい良い話しだと思うんだよね。 

花嫁の友人として、こんなに彼への好感度が上がる話しは無い。 彼の愛の深さ、しかと感じたなり!

あっはっは! 検索したら彼らのプロポーズ関連の話しがゴロゴロネット上にあって、世界中の人達に祝福されていて本当に嬉しかった(そして面白かった)。 いやー、本当に、本当に、本当におめでとう! 喜びと、調和が永遠と続きますよに! もーーー、彼女たちって本当にインスピレーショナル!

もっとドライなファクトたちが知りたい人はこちら↓
『FF』クリエイター2人の力を得て、超ロマンチックなプロポーズ大作戦!

あかちゃん

 友達のベイビーちゃんと、旦那さんに会ってきた。 その友達とも久しぶりの対面で、すごーく楽しかった。

 アンティー・アンナになってきたよー。 はじめましてをしてきた。 アンティー・アンナは「赤ちゃんに教える」を「これを調教する」と言い間違えたり、「後20年間はこの子話してもつまんないよねー。」等々、墓穴ほりまくりの言葉遣いを私は連発し、嗚呼、普段使っているような言葉が出てしまうのかと恥じ入り反省。 アンティーなのに…。 この赤ちゃんにとって、優しくて、寛容で、刺激的で、そして年齢を超えた友情で結ばれるべき存在であるアンティーなのに、まだまだ私は未熟です。 いつか、良いアンティーになるから待っててね!

 友達の赤ちゃんはすごくクールでミステリアスな感じの子だった。 赤ちゃんだからそれはそれはとっても可愛いんだけど、しかしそれを上回る大人っぽいクールビューティーさ。 多分将来デヴォン青木っぽい系統のビューティーになると思う。

 彼女は全ての祖父母の人種が違う。 彼女はマミー側から日本人、スウェーデン人、ダディー側から香港人、ドイツ人の血をもらっている。 国籍はアメリカ。 だからいーっぱいいろんな文化背景が彼女を支えている。 「覚えなきゃいけない事たくさんだねー!」と話しかける。 きっとどこに行っても愛される子になる!

 私がお邪魔していた間ずっと彼女はすやすや寝たり、おっぱいのんだり、うんちしていたりした。 ずーっと良い子。 なんか淡々とした、どっか超越した感じの赤ちゃんでかっこ良かった。 赤ちゃんってみーんな性格が驚くぐらいに違う。 赤ちゃんの時から立派に人格とか、特徴ってあるものなのね。

 まだ二ヶ月だから、寝返りもうてない。 彼女がやれることって、おっぱい飲む事と、プープーする事。 飲んでは出して、飲んでは出して、その間にぐんぐん大きくなる。 ダイナミック!

 いーっぱいダディーとマミーが彼女に優しくしていて、家中が幸せな雰囲気で空気が柔らかくて、私もその場にいただけでほっくりした。 いっぱーーーい色々やってあげててさ、すごく安定してて、もし例えば私が今子供が出来てもここまでやってあげれないよなって思った。 だから待つ!

 家に帰ってから久しぶりにニュージーランドの我が家と連絡を取る。 連れ合いが年末から正月にかけてどっかの森に野郎どもと冒険に出かけていたので、連絡のとりようが無かったのだ。 人間界に戻ってきたようで何より。 あかちゃんの写真を見て、「ちっちゃーーーーーい☆☆☆」とめろめろになっていた。 2人して、とりあえず最近の黄金フレーズの「貯金しよう」を連呼した。 今は友達の子供のアンティーとアンクルでいようねと話し、「冒険に連れて行ってあげなきゃなぁ」としみじみ。 アンティー+アンクル道の長い道のりが続くなり!

2010-01-02

2010






















































あけましておめでとうございます。

一月一日の昼間、地元の友人を電話で起こす。
その子に「海に行こうって言われて起きる正月って完璧」と言われて、私もうれしくなる。

私の住んでいる町からはいつでも海が見える。 不思議なもので、片方の目から入ってくる景色がいつでも海だと、自分の体の半分ぐらいも海になっているような気分になる。 

 私からすると「ちょっと歩いたら海」はどんな贅を尽くした町並みよりも素晴らしいこと。 海を見ながら珈琲が飲めるお店があること、もこもこに着込んで浜におりて本が読めること、とてもとても大切。 心の渇きをいやしてくれる。

テレビや雑誌は、豊かな生活をするためには激しい消費をしなくてはいけないと言ってくる。 自己実現のためにはヒップな会社で鬼のように働かないといけないんじゃないかって気にもなる。 でも本当の豊かな環境は「そんなことない。 そんなことが大切なことじゃない。」と私にいつも教えてくれる。

大人になるために、きちんとした家庭を築くために、働くことの意義を思い出すために、ここでの生活をいつも忘れないでおこうと思う。

2009-12-31

2009

 2009年は、かけがえのない素晴らしい一年になりました。
地味目に、でも色々な変化に富んだ温かい毎日でした。 良い年だった! 

 去年の年末、淑と珈琲を呑みながら「体が喜ぶとか、心が喜ぶとか、頭が喜ぶとか、そういう断片的な興奮とか感情じゃなくて、もうちょっと全体的な感じに喜びを見いだしたい。 愛の年にしたい。」という話しをしていた。 実現できたと思う。 私、よくやったねと、自分の肩をポンポンたたいてあげたい。

 来年は(あと数時間後だ!)家庭を大切にすると同時に、もっとクリエイティブにいくぞっ。 もっと仕事に夢中になりたいし、もっと質の高い物を、もっとわくわくするものを作る。 デザインに恋に落ちたい。 

 La Vie En Roseが胸に鳴るような日々を過ごしたいですね。


腑に落ちた事

 ゆらゆら帝国のライブが始まるまで親友とぽろぽろと思っている事を話した。 結構同じような事を考えていて嬉しかった。 ガールズトーク@Liquid Roomのバー。 背景では「巨人ゆえにでかい」がロックに演奏していて、会話がどんどん盛り上がった。

 2人で「そうだそうだ!」ってなった事の一つが、リレーションシップに関してだった。
「ある種の男女交際は土着的すぎてついていけん」ってのが共通の意見。 歌謡曲/演歌的世界というのか、とりあえず四畳半的な恋愛はしたくないと言い合った。 歌の歌詞で「あなたあなたあなたあなた」って連呼するやつはヒステリックで恥ずかしいから聞けませんし、やりたくありません。 後ね「うわっ、それマンガで見た…」ってのも避けたいよ。 くさいもん。

 私たちのこの感覚はかなりマイノリティーだよねと頷き合う。 残念だけど、私たちの感覚は比較的珍しいんだろう。 だって結構自分のきわめて周辺以外では見ないもん。 だからって恥ずかしがる必要も無いし、自分をおかしいと思う必要も無いと言い合った。 モラルサポート!

 私の感覚ではパートナーと生活を営むってのと、ボーイフレンドと恋愛を楽しむのって結構別物。 ボーイフレンドには全くパートナーシップを期待しない。 だってパートナーシップって結構難しいし、気持ちよくやる為には自分にも相手にも結構な成熟と自立が求められるって思っているから、私の場合は簡単には出来ないなと思っていた。

 自分が未熟な事やまだ自分自身に自信が無いことは全然悪い事じゃないから、「まだだなー」って思ってたら、素直に無茶せず、気持ちよくカジュアルにボーイフレンドやガールフレンドといっぱいデートして、いっぱい遊ぶ事の方に重点を置けば良いと思うんだよね。 そういう自分と、そういう相手をエンジョイすれば良いと思うんだ。 そしてその間にゆっくり誰かのパートナーになれるように成熟すれば良いんだと思う。 

 じゃないとね、どっかでいびつだったり不平等な関係になってしまうと思う。 コミットメントと執着の違いが分からなくなりそう。 そういうのってなんか土着で陰気。 
 幼稚園の頃のお医者さんごっこを密室でしたいっていう欲求を乗り越えられなかった人達の関係になりそうだ。

 基本的に社会との絆や関係性が成熟していない者同士がディープなコミットメントを結ぶと関係が内向きになってしまう気がする。 だから若いうちは意識的に外向きでいて、デートを楽しんで、いろんな人にあって、自分の成熟を待ってる方が自分にも、自分の将来のパートナーの為にも良いはずだ。 そういう話しを親友とした。 

 とりあえず街角の高校生とかがねっとりと陰気にカップルでいる姿を見ると「もっと遊んだ方が良い。 もっと夜遊びして、音楽聞いて踊って、見聞を広げるべきだ」とおせっかいにも思う。 なんかすっごいもったいなく見えるんだもん。

 私はこんなんだから、友達もそういうのが多い。 前パーティーで男の子が女に子にだらだらと何かを話し続け、女の子が甲斐甲斐しく聞き続けている姿を見 た私の男友達が「俺ああいうの大っ嫌い。」って言っていて、「お前本当に良い男!」って思ったことがある。 あと友人界隈の名言で「口説く奴は嫌いだ。  告白がいい。」ってのもある。 flirtは大好きだけど、口説くとかって、あああ゛、陰気すぎ、
土着すぎ。

 ある程度の歳になったら、きちんとしたパートナーシップを持つのは良い事だと思う。 でも基本的には若い時にいっぱいデートして、いっぱい遊んだ奴の方が良いパートナーやら友人になる気がするから、焦らず遊んだ方が良いと思う。 それこそ遊び疲れるまで。 精神年齢っててんでバラバラだから何歳だったどうって断言は出来ないけど、だからこそ余計に成熟している子のスピードにそうじゃない子がついていこうとしてめんどくさい事になっているってのがあるんじゃないかと思う。 なんかなあ…、そういうのって楽しくなさそう。

 とりあえず、日本のポップカルチャー的恋愛観は分からないし、やりたくないし、やりたいひとは周りの子にペアプレッシャーをかけないぐらいに成熟してほしいよねってのがまとめでした。 曾根崎心中的というか情死的というか、そういう魂のちぎり合いを自分の実力とかキャパシティーってのを無視して重視する文化には関わらないでおこうと思う。

ちょっとした偶然 その2

 世の中は案外狭いなあと思う。

 親友のシオネちゃんと6年前遊んでいた時、「私のゼミですごい雄弁な人がいる」って話しをしていた。 当時の私たちは大学一年生で「大学にはいろんな人がいるんだなあ」って話しの一環だったと思う。 なんかそれが印象的で記憶に残っていたから、仕事のクライアントの雄弁さに「ああ、まるでシオネちゃんが言っていた人のようだ」と思った。 そのクライアントが大学を転校していて、以前シオネちゃんと同じ大学に行っていたと聞いた時に、もしやと思ってはいたのだけど、そのもしやでご本人だった。 六年前の私はまさかその後3年近く一緒に仕事をする相手の噂話を聞いているとは思っていなかった。 ちょっとした偶然。

 ライブの帰り、駅のホームで終電を待ちながら、小腹が好いたのでスシを立ち食いしていた。 その姿が面白かったらしく、若いお兄ちゃんに「お茶飲みますか?」と彼のペットボトルのお茶を薦められた。 おお、人情@品川駅と感動。 電車の中で色々と話して友達になった。 そうしたら私がずっと使っていたニュージーランドで使っていたソフトの開発者さんであり、なおかつ今の仕事相手が一緒だと分かった。 とりあえず、そのソフトに関してのお礼を言う。 そして、仕事相手の悪口を軽く一緒に言えて、その年の鬱憤をはらした。 彼の会社は長野にある日本企業。 私のはニュージーランド企業。 取引先はカリフォルニアにあるアメリカ企業。 うーん…、グローバル化ってやつなのね。 驚いた。

おとうと ちょっとした偶然

 テレビをぼけーっと見ていた時、映画「おとうと」のCMが流れた。 それで、そのCMでは最後にイラストがちょっと出たんだけど、それを見た瞬間に涙が出た。 一瞬のイメージの雄弁さにやられた。

 ううう…、このイラストレーター天才だと、作者を調べたら中学のクラスメイト松本春野ちゃんだった。 最近のブログのテーマ、「同世代の感受性ってすごいよね」は、ついに「同級生/クラスメイト、名前の順前後ろってすごいよね」っていうすごい極地までたどり着いてしまった。 「春野じゃんっ!!!」とあわわわわ。 たまたま昨日彼女の話しを、他のクラスの子と話していたので余計に驚いた。 思春期の影響って…、計り知れない。

 彼女が中学を転校してから会ってなかったんだけど、大学で再会した。 そして今は作品を通じてまた出会った感じ。 すごいよ! かっこ良すぎるぞ。

 

Open Reel Ensemble

 この間Open Reel Ensembleのパフォーマンスを見に、ラフォーレに行ってきた。 

 
Open Reel Ensembleは今日本で一番私が好き/気になっているミュージシャンの子たち。 別に音色とか世界観が私好みとかってのじゃなくて、どっちかっていうと技術的な発想がとても好き。

 
anyway, Open Reel Ensembleは絶対一回は見た方が良いと思う。 25歳の私の感覚からするとthe 同世代。 パフォーマンスに出てくるボキャブラリーが全部分かる感じ。 でも組み合わせが「思いもつかなかった!!」って感じのばっかり。 すっごい。



 彼らは名前の通りOpen reelに音をその場で録音し、そしてそれを演奏し、いろいろな形でその音質を加工し、リズムを作って行く。 またiPhoneを使ってデジタルにもコントロールを音質に与えている。 そして何よりもスーパーフィジカル。 機材が結構でかいから、全身使って演奏する。 もう、そこに私、きゅんきゅん! 友達の間で
Open Reel Ensembleは今年ぐわーっと人気が広がったんだけど、先に見た子から「動きにクラクラするから、楽しんできて」と言われていた。 本当にその通りだったよ!! 

 彼らはダウナーじゃない。 でもキャピキャピしていない。 すっごい「そのまんま」感が美しい。 多分フェイク感が少ない人達が私は好きなんだな。 なんかすっごい正直な気がするんだよ。 

 とりあえず、彼らのチャーミングなブログはここから。 彼らは音をその場で録音して、再生して、それをその場で加工して行き、どんどんと音を重ね合わせて行くプロセスを通して音楽を作る。 これって私の連れ合いもいつもやるんだけど、最近過熱した方法なのかな? それとも伝統的なプロセス?

 同じイベントで作品を発表していた劇作家の
柴幸男君も演劇そのものをそのプロセスで作っていた。(この柴幸男君の作品もすごい良かった。 私の二歳上の子。 この子も怖いぐらいに同世代。) 録音と反復とその音の重ね合わせと構成によるストーリー展開。 すっごい良かった。 彼のインタビューを読んだ時に「Adobeのソフトを使った時のような作り方」って話しをしていて、以前私が思っていた、音楽制作ソフトとグラフィックス制作ソフトのコンセプト
の類似、その中で特にレイヤーっていうコンセプトが現在制作されている物の性格を結構決定しているよなってのが、演劇でもそうだったのかと驚いた。 多分私たち世代は、レイヤーって機能が好きなのだ。

 大学で技術の進化に伴う作品の変化についての授業をうけたことがある。 例えば今イラレとかCADで使われるペジェ曲線の発明が、どれだけデザインを変えたかとかって話し。 デザインや建築でゴシックリバイバルが生じた理由の一つはペジェ曲線の発明らしい。 なんでだか分からないけど、超ディープに観察するとペジェ曲線ってドゥルーズの襞の話しまで行けるらしい。 そりゃこじつけだと思って真剣に聞くのをやめたけど、授業の主題であった、技術の発明とそれに伴う表現の変化ってのは、いつでもビビッドで面白い話題だ。 本当に、たまに「私はペジェ曲線とレイヤーだけで作品を作っている…」って思う事あるもんなぁ。 これが時代からの制約なんだよね。

 そういえばさ、Open Reel Ensembleの面白い所は「発明」に対する喜びに満ちあふれているからだと思う。 それがかれらの透明性とか朗らかさを支えていると思う。 アナログ機材を身体を使って踊るようにコントロールする事、デジタル機材を使ったそれの制御、全てに小さな発明が溢れている。 私はそういう作品がとても好きだ。
 
 あとその晩は
contact Gonzo×姫野さやか(from にせんねんもんだい)の「ddddddddd!! ccoonnttaaccttggoonnzzoo!!!!!!!!」がファンタスティックだった。 姫野さやか、奇才。 クール過ぎ。 殆どあっけにとられた。 客席に背を向ける形で演奏したんだけど、ドラムを叩く人の後ろ姿のすごさを始めて知った。 後上にも書いたけど、柴幸男「反復かつ連続」が完成度すごく高くて良かった。

 夜遊びってすっごい楽しい! 

2009-12-28

2009年の9曲  3.Animal Collective -My girl

これも数年前に発表された曲。 音楽に関して言えば私は本当にカッティングエッジじゃない。 消化するためには数年の時差を要する。

音色もリズムも構成も好きだけど、何よりも歌詞がかわいらしすぎる。 こんなこと歌われたら、女子はめろめろだよ。








My Girl

There isn't much that I feel I need
A solid soul and the blood I bleed
But with a little girl, and by my spouse,
I only want a proper house

I don't care for fancy things
Or to take part in the freshest wave,
But to provide for mine who ask
I will, with heart, on my father's grave

On my father's grave
(On your father's grave)

I don't mean to seem like I
Care about material things,
Like a social status,
I just want
Four walls and adobe slats
For my girls


超適当な訳だとこんな感じ…、


僕の女の子

俺に関していえばそんなに必要なものはない
強固な魂とドクドク流れる血さえあれば
でも僕の女の子に関していえば、
この結婚のためにも
俺はちゃんとした家が欲しい

別にいいかんじのものが欲しいとか
流行に乗ろうとかじゃなくて、
僕の父ちゃんの墓前で
心を込めて誓い合った人に
ちゃんとしたものを提供したいんだ

僕の父ちゃんの墓前で
(お前の父ちゃんの墓前で)

物欲満々とかって思われたくないし、
社会的な地位が欲しくてとかってのじゃなくて
ただ壁と天井がちゃんとあるのを
僕の女の子に!!



この歌は女の子の心だけじゃなくて、男の子の心もロックするらしい。 これを流すと家中の男子が大合唱をする。 多分そのとき奴らの中で奴らは超男。 「おれ、まじで漢!」って感じで歌い上げている。 いとおしいじゃないかぁ。 いい曲だあ。 父ちゃんの墓前でって所に本気さを感じるね。

"I just want Four walls and adobe slats For my girls"の後に入るドラムの音と、雄叫びが好きだ。 別に男の子じゃなくても、自分の相手に対してはこう思うよね。 「私の男の子の為に」って目的で何かをやっているときは結構私の心の中で激しいドラムの音と雄叫びがこだましているよ。

この間男友達と旅行にいったんだけど、彼が「自分の彼女にやっていること/やったこと」を話すたびにキラッキラしてて、「おおおおー、なってるなってる、あの音なってる!!」って思いました。 だから私も自分がいかにいい恋人かを自慢し、心の中で雄叫びを鳴らしまくった。


2009-12-22

ピンクのタイツ

 ひたすらのろけ続けられる友達がいる。 東欧出身のグラフィックデザイナーで、私との東京冒険仲間の女性。 6年越しの良い友達。 昨日の夜その子と夕飯を食べて、ずっとお互いの一年間を誉め合う。 「すごいじゃない! 全部良い方向に進んでるね!」と讃え合う。 「良い年だったね〜」と言いながらイカスミパスタを食べて口真っ黒。

 彼女の新しいボーイフレンドの話を聞く。 とても素敵そうな人。 写真を見せてもらったら、超長身のフランス人男性が女物のピンクのタイツと白いキャミソールを着て飛び跳ねているお姿がそこに。 「面白そうな人。 面白いのが一番よね。」と返す。 この女、ついに運命の男に出会ったなと思った。 お似合い。

 私のボーイフレンドの話しをする。 両耳の穴にネギの根っ子を突っ込んで微笑んでいる写真しか持っておらず、別にまあそれもありかと思ってみせる。 「あらっ、ネギ…??」とつぶやいた後「優しそう。 うん、優しい人が一番よ。 彼、優しいでしょ?」と詰め寄られる。 あっはっは。 誉められる所はそれだけか。 しょうがないか、ネギだし。

 ひたすら自分のボーイフレンドを讃える会を続ける。 こういう会話は相手を選ぶ。 でも彼女は揺るぎなく「私の男の子が世界一」って思っているタイプの子なので、こっちがどれだけ自慢を仕様がのろけようがおかまいなしで素晴らしい。 しかも男の子を誉めたり、ほれぼれとしたりするポイントが一緒なので、2人で「きゅん!!」ってなりながら話す。 

 それにしてもいつまでたってもこの女性はインスピレーショナルで、お洒落で、美しい。 そして滅茶苦茶かっこいい。 イイオンナだなあと思いながら、彼女のピンクのタイツを履いたハイパーな男の子ののろけ話しを聞く。

 そういえばさ私のボーイフレンドも私の服を着て、ポーズを決めるのがすごい好きなんだけど、これって普通の事?? たまに私のマークジェイコブスのワンピースとか着て、鏡の前でぼけーっと自分の姿を惚けた様子で眺めているんだけど…、みんなそんなんだよね?

2009-12-21

日本初日

家でゴロゴロした後に、ケイスケと散歩に出かける。 目的地は横浜。 目的は私のマルタンマンジェラのブーツを見せびらかすこと。




鎌倉の交差点は現代美術のようにちょっと不思議。 でっかいからかなあ。





中華街はいつだってナイス。 路端で売られる野菜。 中華超市場。 パンダ。 ナイス!









飲茶を食べて満足満腹。

 食べ物屋さんから食べ物屋さんに移動するっていう感じで遊ぶ。 二人で食い倒れ。 瑞穂の分も絶対に食べたぞ。 日本の初日は中華三昧で麗しかった。 中華料理だーいすき!!

2009-12-20

美味しいご飯

 昨晩日本に帰ってきた。 今朝父の作ったパンケーキを食べる。 めちゃくちゃ美味しい!! 彼はお料理が本当に上手。








お父ちゃん最高。



 おこぼれを狙う我が犬。 彼女は私に全く興味がない。 私は彼女に興味津々なのに。 つれないのね。


 飛行機の中でジュリア&ジュリーを見た。 料理を中心として話しが構成されている映画。 「この映画は父は絶対好きだなあ」と思いながら見ていた。 家についてから、実際家にその映画の中心的題材になっているフランス料理の本と、映画の原作があって笑えた。 このレシピ本はお土産でお父さんに買おうかなあと思いながらも、「持ってそうだよな」と思い躊躇したもの。 そしたら本当に持っていた。 私とお父さんはこういう事ですごく分かり合えている気がする。

 連れ合いに「特にご飯の写真を撮ってきて」と言われていたので、何枚か写真におさめる。 私たちは一緒に住んでいる間外食を本当に数える程度にしかしなかった。 それ以外は全部自炊。 一回作ったレシピは二度と使わないっていうルールで料理をしていたので毎回違うものを料理した。 毎日おいしいご飯だった。 勿論お土産のリクエストは日本料理のレシピを頼まれている。 食べるの、大好き。 
 
 今日はこれからケイスケと海辺でデート。 こういうとき瑞穂がいないのが寂しい。 多分、またちょっと美味しいものを食べる。 瑞穂の分も食べるよ!