2009-02-19

私は寂しい上に暇なのではないだろうか

 さてじたばたの最初の一ヶ月が過ぎようとしている。 

 私はここで一つ思ったのだ。 この異常なブログの更新率、永遠と続くウェリントンホームシック(特に前の家の写真を見るとやばい)、私は明らかに寂しい上に、暇人だ!

 例えば箸にも棒にも引っかからない過去の事を、うじうじと思い出しては「ああ、あのときああしてれば!」とか「こうしていたら!」とかアホみたいに考えるのも、ひとえに暇だから。 マジで何の肥やしにもならない事をうだうだうだうだと隙あらば私は考えるのだ。 旧い温かい友人たちの事を思い出しては「ううう、もっとハグしてもらっとけばよかった」とか「あそこで手放さなければ!」とかってなるのも寂しいから。 要するに新しい友達が著しく少ないし、全くもって昔の人たちや出来事のリプレイスメントが出来ていないからだ。 得た物よりもういなった物の方が多い気がしてしまうのが問題だ。 暇人な上に寂しい。 このままだと「ピ〜! タイムアップ! アンナさん終了!」ってなっちゃう! この青春キラーな状況、本当にどうにかしなくてはなるまい! 

 ウェリントンで友達に上着を着せてもらいながら、「オークランドでは、私は一人で服を着て、服を脱ぐのだ…。 毎日、永遠とそういう行為を繰り返すのだ。 そういう人生なのだ。 まだ24歳なのに!」と言ったら、結構本気で「最悪だ!!!! 本当にさっさと新しい友達を作れ!」と心配された。 24歳で人に服を着せてもらっているっていう点も相当心配に値するけれども、まあ、そこはおいておいて、本当に自分でもこんなに枯れきった生活で大丈夫?!と思い始めた。 

 そして別の友達にジャケットを今度は脱がしてもらっているときに同じ事を言ってみた。 「やっと何でも自分でやらなきゃいけない地獄のティーンエージャーを終えて、人と寝て起きて服を着せてもらって脱がせてもらって言う小学校低学年以前な私生活に戻れた思っていたのに、その権利を失ってしまった。 このままだと老人になって介護されるまで、ずーーーっと軍人みたいに一人で何でもやっちゃうかもしれない。 咳をしても一人。」とぼやいた。 青ざめた友人は、「最悪だ! 本当に友達作れ! ただの友達じゃなくて、何でもやってくれる成熟した友達を。」と私の手を握り言った。 (この高校からの友達は話しているときに私を握る癖がある。 耳、足の指、膝、など数々のユニークな場所を握られてきたが、普通に手を握られると相当にヤバいのかと思えてくる。)

 その他にも友達に手を握られるだけでどぎまぎしたり、挨拶でほっぺにキスをされるだけで耳まで赤くなったり、バーで逃げたり、カフェで「あれっ? 今って良い時間?」って思っちゃったり、駄目駄目なのよ。 すっげー謙虚な人になってしまっている。

 ってことで、引っ越そうと思う。 もっと人の多いエリアに。 こんなうだつのあがらない状況駄目だ。

 友達よ、これを見ていたら祈ってください。 私の感情が贅沢に満たされる状況をとっとと見つけられますようにって。 

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