2007-02-28

ちょっと

今回のスタジオはかなり気持ちがいい。 私はまた窓のまん前! 天気がいいと、本当に最高だね。 横の机の子はかっこいいし、まじでいい感じだ。 

窓を開けて、友達が私の机に座っていて、私は机に向かいながらほほに手を当てて、ちょっと涼んでいた。 「天国みたいだねー」と言ってから、言葉がなくなって、二人でぼけーっとしていました。 気持ちよかった。 そして、ふと友人の顔を見たら、目があったので、ぼけーっと見詰め合っていたら、多分ゼロコンマ単位の早業で急激に恥じらいが生じ、ボンッてなった。 多分すごかったと思う。 泣くかと思ったよ。 急に恥らいだした私を見た友人は「どうしたどうした」ってなっていた。 

はあ…。 寿命が縮んだよ。

暑苦しいほどに相手の目を見る癖がある私なのですが、なんか今回は、照れた。 夏の終わりって怖いね。 普通のことってすごい。 本当に、クリシエになっている行動のすごさを身をもって体感しました。 

夢でその子のことをみてしまったらどうしようかと帰り道で結構真剣に考えちゃった。 でも、寝たら、全然違う友達が夢に出てきて、それもそれで結構顔がボンッてなる感じだった。

本当に、夏の終わりって…。

2007-02-26

「そっれで」

誕生日に、巨大な計算機をもらった。

ポーランド人の科学者の男の子いわく、男の子とキスをしたら9を。 ビール一杯で1を足していくべきらしい。 で、合計の数が多ければ多いほどいい女らしい。 とりあえず、ビールだけで、私かなりすでにいい女。 恐ろしくて現在の数なんていえません。 いい女ってのは秘密がある女ってことなのね。 なるほどね!

さて、今日から学校が始まりましたよ。 ブルンブルン~~!!
だから、今日まで一部のクラスメイトとビールばっかり飲んでた。 のみだめだ。

それにしても久しぶりに自分とあまりかかわりのないクラスメイトに会ったら結構きゅーんとした。
いたね、こんな人って感じだ。 おおお、ってなりますわな。

私の今回のスタジオは広くて明るくて、結構いいです。 日が当たるって良いよね。 


今日は天気がよくて相変わらず何も安定していなくて、決まっていないのに、いい気分で一人でとても楽しい!! 

マントラのように、軽く十年以上は聞いている小沢健二のLifeをipodで繰り返し聞いています。 
「そっれで」って部分ら辺から気がつくと自分も歌ってしまう。 小沢健二は私の中では本当に偉大な賢い音楽家なんだけど、どうしてこうも一般の認知度が低い? どうして無視するの? Lifeは、本当に名盤よ。

ビデオ、変だけど、暇なら見てみて。 変だけど、素敵。 私は盲目。 こういう感じでいきたいねー。




さて、全ての物をビール代で換算する偉大なる人物が私の友人であり、非常に愛すべき存在で、実際結構めろめろなんですけど、落ち込んだりなんなりで大変みたいです。 昼間っからビール飲んでるところを人に邪魔されたりとか、色々あるみたいね。 同じくビールを何よりも愛する私として、大変に同情しています。 状況は違うといえども、私も家探しでは大変な思いをしましたし、現在進行形ですし、ああ、友よ。 元気出せ。 

2007-02-23

家もないし、金もないし、彼氏いないし、カーテンもないし

何も決まっておりません。

でも学校は月曜日から始まります。

それまでにせめて住む場所だけは見つけたいと願う今日この頃。

私の心を代弁してくれる曲をひとつ、ふたつ。
ってか、ひとつ。 ふたつもねーよ。

永遠の名曲を。



なんて素敵な曲なんでしょうか。
そしてこのたまらないビブラート。 
セクシーです。
こんなに美しく歌う人は少ないですよね。

「ないしいいい」のところで、しびれます。

歌詞、いいですね。
90年代はたまらないです。

ピコピコした音楽大好きです。


ああー。

家もないし、金もないし、彼氏いないし、カーテンもないし。
靴下洗う洗濯機もないしいいい。

先を思うと不安になるから今日のところはのむしかないね!

昨日は、旧友とのんできました。
最後の最後に電話番号を消され、人間として消去されたっぽい私を、
長い休みを通じて彼は一応許してくれたらしく、
何事も無かったかのごとく遊んできました。

ワインをがんがんのんで、
へらへらとヴォッカをあおり、
酔っ払いすぎていて、のみ逃げしてしまいました。
私たちはすっかりこの世にお金っていう存在があることを忘れてしまっていたよ!

あ、後、日本に遊びに来た友人で、もう二度と会うかと思っていた奴と、
こっちについた最初の日に、道を歩いていたらばったり会いました。

昔のドラマの刑事みたいなサングラスをかけて、
巨乳のビキニのお姉ちゃん(ミニスカポリス?)と、
海帰りで磯くせー感じで歩いていたら、
私が歩いていたということですぐ逮捕だったみたいです。

私が友人と入ろうとしていたレストランに彼らも当然のごとく入ってきて、
同じテーブルに座られて、一緒にベトナム料理を食べました。

マジで話すことないよ。
転校してくるなよ、私の学校。
だれだよ、この姉ちゃん。 
すっげーいい奴だよ、話の中心だよ。
 

はあ、本当に面白い人ってのは、面白いもんだなあとしみじみと思った。

2007-02-20

tsuita





kouya tte, tokotoko ittara tsuita.

ima tokonatsu NZ.

atsui.

boushi ga atsui.

2007-02-18

総決算

さて、だらだらと日本の土地の上で遊ばさせていただき、誠にありがとうございました。 そろそろ引き上げようかと思っております。

この数ヶ月間は文句無く、人生で一番良いホリデーでした。 
既に日本に帰ってきた頃の事なんて前世の話しのようなもので思い出すのが難しいのですが、それぐらい楽しかったってことですね。 

全員を網羅する事は到底無理なので、特にお世話になった方達にお礼を申し上げます。 
でも、勿論名前の上がっていない方々全員に感謝の気持ちでいっぱいです。 
(名前の上がらなかった人は、「そうか、この人たちよりも自分は迷惑を被らなかったんだな。 ありがたや。」と思ってくれ!) 

御得意の全文ひらがなでいかさせていただきます。

あゆみさん    えすてさんきゅー とぅるんとぅるん
なおさん     がんばっていいおんなになろう。 おー
みずほさん    もうだらだらしないように、おたがいがんばろう
けいすけさん   これからもいっぱいのんでください
たかみちさん   とくにおせわになりました だいすきです
ふみさん     ろっくでいこう! ろっくでいこう!
しおねさん    もうじゅうねんすぎたね きせきだ
あれっくすさん  だいすきよ すきよ、うっふん、すきよ
たがわさん    あんたはすごい らぶです

お世話になったというよりも、ご迷惑をおかけしました。 
今回の休みは君たちなしでは成り立たなかったです。 本当にありがとうございました。



今日は、多摩美の時の恩師と食事をしてきました。 ものすごくかっこいい人。 すばらしく才能にあふれた作家さんもいらしていて、本当に良い食事会だった。 やる気がわきました。 そして私は何かを作れるんだと思うと、深い喜びがわき上がりました。

2007-02-17

小さいけれども確かな幸せ その2

全く予想だにしなかった事を人から教えてもらうと、とても嬉しい。


"ああ、なんとなく想像していたよ"とか、 そんな次元のことじゃなくてさ、本当に全く知らなかった事。 特に常識的な事で、自分と真横の人とかもやっている行動なんかが、嬉しい発見に繋がる事は多いです。


さて、今回私が発見したちょっと驚きの事実は、携帯のメールに関してです。


日本の人たちのメールの使い方(もしくは私が知らないだけで、世界中の人の)は平安時代のように文化的だ!



先日、友人がおもむろに「杏奈の携帯メールってミニマムだよね」とおっしゃった。 


不思議に思いなんでかねと訊ねると、「句読点をうたないし、三行以上は書かないし、まず第一に漢字の変換すらしないじゃん。 あと絵文字とか絶対に使ってこないし。」と言われた。


例として出すと、私の携帯のメールはだいたい、

「へい いま どこ 
わたし はしもと」 
「きょうは なんじ」
「よい」
「まだ」
「おけ」
「ラブ!」


よっぽど気合いが入っている時や、あまり知らない人にメールを書く時以外はこんな感じ。私から全文ひらがなメールが届いた時はよっぽど近い関係なのだと思ってください。 そして、よっぽど近い関係の友人以外とは滅多に、滅多にメールはしない。


Macからのメールは”手紙”で、携帯のメールは”モールス信号”ってぐらいにしか思ってなかったから、待ち合わせとか約束のため以外に使った事がなかった。


そんな私へのメールは勿論
「よい」
「まだ」
「よし」
「9」(時間の指定)
「なし」
ぐらいだから、余計にそんなもんだと思っていた。 


たまに、メールの文章にハートとかの絵文字をつけて私に送ってくる人の事は、私の事をとっても、だいっすきで悶え苦しんでいるんだろうと勝手に思っていたし、顔文字を使ってメールを送ってくる人の事はアキバ系と呼ぶんだと思っていた。 本当に社会の5%もいない変わった人なんだと思っておりましたの。


友達は私が知らなくてそういう無愛想なメールを送っているんじゃなくて、私の美意識やらなんやらでそうしているんだと思っていたみたい。 でも、全然違う。 私は携帯のメールが、あんなにちっちゃなスクリーンが、そんなにナイスな文化的媒体になっていると気がついていなくて、”携帯=緊急=モールス信号”っていう次元から進化していなかった。


一番私が感心したのは、遊んだ後にメールを送ってきてくれる人のその高い文化力。 数人の友人は遊んだ後に「今日は楽しかったね! 〜〜〜〜〜〜、○○○○、×××××、!! ♪♪」的なメールを送ってくる人に、私は「そうか、そんなに楽しかったのか、へえー。」ぐらいに思っていた。 だから「そいつはよかったね」的に終了で返事も別にしていなかった。 ただ、この人は私の事が大好きなんだなあとは思っていた。 


でも私の友人曰く、これは当然の礼儀/マナーなんだそうだ。 別に、私の事を猛烈に好きだとかじゃなくてさ。 これって凄いよ! 同い年の人間がそこまで礼儀深いのかと思い私は心から驚いた。 私はこれは本当に凄い事だと思う。 マイナスな見方をする事も沢山できると思う。 だけれども、結構心からこれは豊な文化だと思うのだ。 絵を使い、文字を使い、状況を使い、人々はモールス信号を超えた、様式を今作り上げて行っているのだ。 これって凄くない? アイヤァと思いましたわな。 頭には平安時代の文を交換し合っている人たちが浮かんだよ。 すごい!





 

2007-02-16

小さいけれども確かな幸せ

一見普通の服を来ている時、



セーターの中にふざけたTシャツを着ていると、むふふってなる。









このTシャツは多摩美のオープンキャンパスの時のもので、本当にふざけている。 でもね、「君は素敵だ」って印刷してあって、ちょっと励まされるの。 だからたまに服の下に着て、一人でむふふ。







あっはー! あたしってすてきー!








が、雨で濡れてしまい、こぎれいな居酒屋でセーターを脱ぐはめにあい、人々に見せつけてしまった。 脳! 私の小さな幸せが!!

幸せは恥と常に隣り合わせね…。

2007-02-15

ヴァレンタイン

思いかけず、最高なヴァレンタインになった。

誰と一緒にいたかは内緒。 
いや、隠すのなんてしゃらくさい。 
岩手と工藤と田川だ!
テーマソングは、君に、胸キュン。と、い・け・な・いルージュマジック
ことあるごとに歌った。

だが、何をしていたかは、面白すぎて言えない。

ほんっとうに面白かった。 

あんなにいい感じの夜を演出できる漢なんて滅多にいないよ!
ありがとう! ありがとう!


だから、田川君、落ち込まないで。 
楽しかったじゃん! 
俺らの人生はまだまだこれからだって。
 

2007-02-13

ヘイ、マリー!

マリー・アントワネットを見てきました。 親友の一人と。

この映画は、狂気を孕んだコメディーとして、良いと思う。
骨身に沁みて、馬鹿。

その後、私のちょっと早い、アレックスのちょっと遅い合同の誕生日パーティーをしてもらいました。

三年前は、チベット料理屋。
二年前は、 トルコ料理屋。
 今年は、     タイ。 

タイ料理とビールの会になりました。

思い返せば、三年前のが一番まともだった。
どんどん、クレイジーになったなあと、ある種感慨深い。
両手を挙げてアホ!
私が骨身に沁みた、馬鹿。

でもね、でもね、
「愚かな時間は向上心の母だ」という言葉があるじゃない?
しょうがないじゃん、バカだったのはしょうがない。
だって、馬鹿なんだもん。 でも、二度とこのような馬鹿さは発揮されまい。
次は、「っこ、こんな想像もした事もなかった馬鹿の境地があるのか」とまた新たに驚くのだろう。 そして、ええ、こっそりとね、涙を拭おう。

どろろろろーんとした状態で実家に帰ってきて、地元の友達とご飯を食べた。 帰りの電車の中で「今からこうやって友達に会えるのは最高に幸せな事だ!」と東戸塚過ぎたぐらいでひらめいて、おおおおおとなった。 

2007-02-10

YMO

 好きになり始めると、寝ても覚めてもになる、意外と情熱的なあんなです。 みなさん、調子良く生きていますか? 


ああ、KIRINのCM以来、瞬きをしている瞬間ですらYMOの事を考えています。 明日にはテクノカットをしているかもしれない。


良い年だなと思うのは、youtubeがまだ使いたい放題な所ですね。 本当に面白い。 映像が素晴らしい。 たまに出てくる狂いきった悪ふざけも凄い。 ただただ素晴らしいです。

2007-02-09

やわらかい生活







やっとこさDVDになった、「やわらかい生活」を見た。

良かった。 とても良かった。 

Wellingtonの映画祭で見た時、一緒に見に行った友達に「こうはなりたくない」と言い、「なるわけないだろ」と軽く言われた。 彼は雄だ。 そして、私は雌だ。 五年来の友人でもここまで俺らって違うのかと、感心しちゃったよ。

良い映画だと思う。 本当に。 愛すべき映画。 女の、女としての大変な部分を、映している映画って本当に少ない。 女として生きるのって、本当 に手探りだから大変だよぉ。 別にフェミニストになってブラジャー燃やせって訳でも、男にそこら辺意識しろって訳でもなく、みんな、みんなして暗夜行路で 大変なのよねー。 たまにはひっそりと言わせて頂きたい。 大変な事ばっかりです。


それにしても映画を見た後に、胸がいっぱいで動けなくなったり、逆にだからこそ何かを書こう/作ろうと思えたり。 年に何回そういう映画と出会え るだろうか? 様々な駄目な場所を羅列する事も出来るのに、もうそれをする必要がないと思える作品と、時間を一緒に過ごす事ができると、どうしてこうも心 と体の一体感を得る事が出来るのか。 パーソナルな作品とかって言い方があるけど、そんな次元の映画ってのは出会える数が少ない分、その分野の作品を語る のは経験が少なくて難しい。 

本当に良い映画です。 見てケロ。 

登場人物以外の物が語る。 水の形や、物の置かれる場所、光の加減、スピード、カット、音。 ポリフォニックな作品。 総合力が過激に高くて、私は見ているだけで涙が出ちゃうよ。 なんてったって、私にとってパーソナルな映画だからね。

 自分の為の映画だと思える映画に出会える事の幸せさ。 これから、そういうのが増える事を祈る。

良い作品を見た後は、私がいかに不安がっていて乾いていて孤独なのかとかをありありと感じる事ができるじゃない? やばいな、もっと丁寧に優しく生活しなきゃ。 


一ヶ月ぐらい前、私は私の部屋で友人に正座されて「鬱病ってのはブラックホールみたいなものなのだ」と椅子に座っている私の目をじっと見ながら言 われた。 自分が上から相手を見下ろす姿勢が苦手で、しかも、目があいすぎて、視線を動かしちゃいけない状況になっていて(目線を動かしてはいけなくなっ た時に、初めてビジュアルを超えた話しが成立するのかもしれないと思った。)その時に、本当にどうして良いのか分からなかった。

 「どうして良いのかこっ ちは全く良くわかんねえんだよ!! ごらああ!!」って感情を、丁寧に分解していくと、この映画の最後の水の動き方に繋がるのかなあ。


自分、ちょっと痛い奴なぐらいにじたばたするよなと思っている人、必見の映画です。 学ぶ事が沢山あります。 是非。 日常レベルではじたばたしないで、痛い事とか気にもとめないで、綺麗に清潔に生活する事だけが、解決方法なんじゃないかとすら思ったね。 それでも切羽詰まってどうしようもなった時は、もう、そりゃ、大変だ。

2007-02-08

RYDEEN 79/07




テレビの前を通ったら、かっこいい音楽がなっていた。 よく見ると、YMOがビールを呑んでいる。

  
RYDEENじゃん!



 はぁ…。 ただただゴージャス。 

さあ、もう、喧嘩しかないはずだ。


デザイナーは喧嘩師であれ
四句分別デザイン持論
川崎和男
アスキー出版局

 名著として名高い”デザイナーは喧嘩師であれ”を読んだ。

今日は免許の更新の為、一日中様々な局面で待ち続けた。 川崎和男の世界←→免許更新の為の行動を行ったり来たりして、生まれてはじめてっていう感覚をまさに、得た。 


 この本は確かに面白い。 非常に面白い。 14ページ目ですでに「さあ、もう、喧嘩しかないはずだ。」と高らかと宣言されるこの美しさ。 華々しさ。 戦う相手は、企業であり、社会であり、理念である。 しかし、それらを超えて、何よりも、デザイナーが喧嘩を売り続け、挑み続ける相手は自分自身であると彼は言う。 それが、意外と臭くなく、かなり上等に狂気の世界に入り込んでいるのは、さすが、川崎和男あっぱれだ。 硬派で色っぽい直線ばっかの作品にも納得だ。 読み終わる頃には惚れ込んでしまう男っぷり。

 しかし、本当にデザイナーとか建築家の書く本の内容って、格闘系が多い気がする。 ファインアーティストの書く本にもちらほらそういうのはある。 喧嘩腰の人間が多い領域なのだろうか。 本屋さんの一部には平積みされた脳みそをいかに有効に使うかという方法論の本がモンゴル平野のように並び、横には、シベリアのごとく自分を許そう系の本。 そして芸術建築デザインの棚には、喧嘩番長たちの喧嘩師宣言本が。 アラーミングだと思う。 

2007-02-04

クラッチバッグ

これからはクラッチバッグの時代だと思う。 
ドレスじゃなくても、クラッチバッグ。
パンツでもクラッチバッグ。


可愛いのが欲しい。 

でも意外とうっていない。

余計に欲しいよ、クラッチバッグ。

The art of loving



愛するということ
エーリッヒ フロム
紀伊國屋書店

 この休みに、親の尊敬する人であり、私からすると私の母校の本の前文をかいていたエーリッヒ・フロムの本をやっとこさ読んだ。 

所々、「おい、こら、まて!!」ってことが書いてあるんだけど、そこは逆にここ50年間ぐらいの他の学者の方々に対する敬意に変わり、端々で結構衝撃的でした。

 ”古典”ってのは、多くの場合、自分の考え方や行動のシナリオになっている本の事を言うんだと思う。 読んでなくても、途方も無く影響を受けているぐらいにダイナミックに時代とコミットした本を古典というんだろうから。 そう、だから古典に対して「いやー、凄いですね」って言うのって、間抜けだよね。 今の当たり前やら当然やらを形作った本にもう一度感動する事は、その本の作者に失礼な話しだと思う。 でも、夜抱きしめて寝ようかと思ったぐらいに、私は深く感動した。 問題点や批判の対象を見つけるのは、三回目、四回目に読んだ時にして今はただ驚こうと、三ページ目ぐらいから思った。  

 親が私の親になる為に読んだ本でもあり、子供の頃から私の本棚には、どピンクでど派手なthe 70's!って感じの表紙のこの本が置いてあった。 それでもって、母校はsummerhill. こてこてだ。 (今wikipediaを読んでいたら、コートニーラブが先輩だった事が分かった。 最初で最後の退学になった生徒らしい。 が、嘘らしい。 在学すらしていなかった彼女が勝手に言っている事だそうで、校長先生は学校のメーリングリストで「一体何がしたいんだ?」と呆れいてた。 コートニー、わけわからない…。 そんな彼女の名字もLove) 

2007-02-03

ばなな







小学生の頃、私は小沢健二とよしもとばなながとても好きだった。
中学生の頃でも好きだった。
大学生の今でも情がある。

たまに自分をアホらしく思ったりする時があって、そういう時に昔好きだった本とかを読み返す。

単純なもので今自分が持っている思い込みとかの出所が簡単に見つかる。

そして今度は少しの理性と共に、新しい文脈で読む事ができるような気がする。

駅前でドーナッツを食べながら、バナタイムを読んでいたら、マジでなるほどねと自分の膝を打ちたくなる瞬間が山ほどにあったよ。 自分に納得! 自分不思議発見!


夜家に帰り、サウナで大汗をかきながら瞑想。
お風呂で体を隅々まで洗う。 
L'OCCITANEのシアバター(本当に、史上最強!)を固い所に塗って、
他の場所はラベンダーのボディーミルクを使う。
ほかほかの良い気分になり、自分の部屋でBill Evansを聞きながらold krupnikというポーランドの蜂蜜ヴォッカをロックで頂く。 本当に美味しく、気持ちよく酔えるお酒なのですが、もうすぐ呑み終わってしまう。 ポーランドからのお土産で貰った物で、日本で買えるかが分からない。 うーん。 どこかでうってるのかな。


やっと気がついたんだけど、私は少女趣味だ。 認めざるをえない…。

2007-02-02

音楽




こんなに美しい映像がこの世にあるのかとびっくりした。

淑が昔くれたレコード、Bill EvansのWaltz for Debby.

しょっちゅう聞いているのに、Evansが誰かとか、いつの楽曲なのかとか考えた事がなかった。

調べていくうちに、私の嫌いな感じの情報が、嫌いと言うよりも、いたたまれなさと怒りが沸き上がる系統の話しがわんさか出てきた。 

だからあまり褒めたくない。 

でも、現実とは多くの場合そうなんだろう。 

それでも、素晴らしい音楽があったり、褒めずにはいられない演奏があったりする。 

優雅さは簡単な倫理観の上に息づくものではないのかもしれない。

偉大な音楽を聞き、演奏をかいま見る時、そこに使われている今まで聞いた事がない豊な音の文脈を読み解く時、人生の多面性にただ驚かさせられる。 

2007-02-01

もう二月なのね

今さらなんですが、death noteを読みました。
一気に全巻読みです。 面白かった。 引き込まれた。
そういう一気にいける感じの漫画に出会えるってのは、最高に幸せなことです。

ハチミツとクローバーも最終巻から逆走して読んできました。 
これも面白かった。 美大の話で、校舎とか知っているからか、トキメキました。

以上、小学生並みの読書感想文でした!!!!!

後、今日は友人の家にて、

映画批評のリテラシー ー必読本の読み方・批評の書き方ー
石原陽一郎+編集部
フィルムアート社

女性映画監督の恋
石原郁子
芳賀書店

を雑に読んだ。

電車の中では

M/Tと森のフシギの物語
大江健三郎
講談社文庫

連戦連敗
安藤忠雄
東京大学出版会

建築を語る
安藤忠雄
東京大学出版会

を、読んだり寝たり気持ち悪くなったりしていた。

雑に読んでしまうので、
なんかテレビを横目で見ているのと代わりはしない状態になっています。


もっと効果的に本が読める人になるというのを今月の目標にしたいと思います。とりあえず、チャンポンに本を読むくせをやめなくちゃもったいない!

感想すら浮かばないって良くないよね…。