私は朝起きれなかった。 どれだけ頑張っても朝起きれない人だった。 あまりにも起きれないものだから子供のころは睡眠障害と診断されて治療を受けていた。 意識していないと強烈に夜型になってしまうし、何十時間寝ても自然にすっきり目を醒す事が出来なかった。 ただ辛い。 眠っている状態から起こされるのがあまりにも辛くて、痛くて、体が壊れそうになるから、寝続けていた。 ただお医者様に「大丈夫、なおるから!」と言われながら幼い頃の私は気がついていた。 これは障害ではなく、徹底的に私の体が我侭すぎているのだと。 どっかで「起きなくていいや」って思ってるのだ。
社会人になって制作に感じるプレッシャー意外で最も強く不安に思っていたのが、朝ちゃんと起きれるかどうかだった。 最初は強烈に辛かった。 ただ数回遅刻を繰り返して行くうちに「これは徹底的に無理してでも起きた方が結局の所めんどくさくないぞ」と気がついた。 そうしたら起きれるようになった。 起きる事よりもめんどくさいことがあると思えば起きれるのだと初めて気がついた。 「辛い」と感じ始める前に体を起こしてしまう。 そして何も考えずに(ここが強調されるべきポイント)さも寝ていたなんて事実は無かったのごとく普通のパターンに体を持って行ってしまう。 ここで「ああ、私はさっきまで寝ていたのに」とか、ちょっとでも言葉を頭の中で使っちゃ駄目。 自分がさっきまで寝てた事は徹底的に無視するの。 全てを無音で行うのがポイント。 いかにまだ心臓がバクバクしていようが、(私はこの勇気のある行動の所為で毎朝クラックラになるぐらい心臓が高鳴っている)手が握れないぐらいに体が眠っていようが、それを頭の中で言葉にしないで、朝ご飯を食べる。 バスに乗り遅れる苦痛と比べれば、こんなストレス無いがごとし! って事でこの二週間ほど朝起きるの成功している。
この問題をこんなにあっさりと解決できた事に私はえらく感動している。 そしてすごく自信がついた。 ものすっごく、自分を誇りに思う!!!
そして今私がものすごく身につけたいのが午前中の集中力。 私は夕方の三時ぐらいから作業のピークを向かえる。 だけど、私の会社は残業をする文化が無いので、のりに乗っている時に仕事時間終了になってしまう。 残業するなら、早朝出勤っていうのが我が社の人々の行動パターンなのね。(そしてそんな上級な技、今の私には全く無理だ。) なのでとりあえずいち早く午前中の茫然自失となっているあの情けない状況から脱出したい。 朝起きれるようになったんだから、これぐらい出来るだろうと思う。 早朝からエンジンかかりまくりの人になりたい。 きっとなれる、なれるだろうから明日、頑張って試してみる。 午後に燃え尽きるのはかまわない。 消化不良のママ仕事から去らなきゃ行けない生産性の無い働き方をやめたいのだ。
今自分で自分を飼い馴らすのに必死になっています。
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