2009-03-19

貴公子

 貴公子のような、ようなとうよりも、まさに貴公子な友人がいる。 貴公子はなんだかやる事なす事エッロイ感じで素晴らしい。 お気に入りの友達だ。

 彼は私をAnnapandatiger.と呼びかける。 フルネーム(?)で呼んでくださる。 かわいい。 そして週に一回位「アンナパンダタイガーよ。 何故、僕は君からの連絡を全く受けないのだろう。 僕よりもっと良い友達でも作ったのかね?」的なメールを送ってくる。 

私は「っっっっ若様に心配されておる! 近況報告せねば。」と驚く訳だ。

 心境はまさにこんな感じ。



なのでいそいそと筆をふるうのです。 「若様へ。 ご連絡ありがとうございます。 いえいえ、相変わらず友達は全くおりません。 ロンサムカウボーイライフをすごしております。 連絡をとらないのは、ひとえに新しく話す事もないからでございます。 そちらさまはご機嫌よろしくかっておりますか?」とお返事する。

 昨日の夜は近況を報告しない私にしびれを切らした相手からついに電話がかかってきた。 ちょうどいいので最近の彼の活動を褒めちぎっておいた。 彼はちょっと偉いのだ。 「すごいね! 偉いね! 本当にすごい面白い事をしているね! すっごい誇りに思うよ。」と言えるだけ言った。 照れながらも小さな声で、「全然だよ。 もっともっと良いデザイナーになりたい」と返された。 思わず私も「私も!」と宣言。 そして「君が一流のデザイナーになるのが待てない」と言っておいた。 誰にもまだ見せていない作りかけの作品のデータとかを相手に送った。 全く形になっていないのでコメントのしようがないと戸惑わた。 「うん、全然終わってないけど、今やってる事。 君以外はまだ誰も見た事無いんだよ」と言ったら超喜ばれた。 我が貴公子は、褒められ、励まされ、讃えられ、「あなただけなの」っていう態度をとられるのがお好き。 もしくは、私が「お前のスウィートスポットぐらいお見通しだ!」って思えている状態が好きなのだろうと推測してわざわざ喜んでくれているかのどちらかだね。 とにかく、貴公子万歳。

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