同居人の男の子と話していたら、共通の友達が沢山いる事が分かった。
「なんかこの手の話し方は知ってるぞ」と思い、彼と同じ街に実家がある友人の名前をあげてみた。 案の定彼らは「大親友」だった。
私の以前の同居人の姉の彼女(よくウェリントンの我が家に遊びにきていた)と、今の私の同居人は一軒前の同居人同士だった。 そして私の以前の同居人の、昔の同居人が、私の今の同居人の数年前の同居人。 "同居人"という単語がこんなに多い文章滅多に見ないでしょう。 なので、ほとんどお互いがお互いを知らなかった方が不思議な位に真隣のシーンの人だった。 お互い以外全員知ってる。
「っげ〜〜!マジでデイビットもロージーもグレイスもケレンも知ってんの? やっと私あの界隈から脱会したのに!」ってなったよ。 やっぱり、ファッション、音楽、ゲイカルチャー、この三つが重なると知り合いが多すぎる。 っていうか、彼らが知っている人たちが多すぎる。 知り合いの数が伝説の数って態度の人たちなので、こんな地味で淡々としている私ですら知っている。 お互いを知っていてなんぼの世界は、私には若干濃厚すぎる。
そういえばこの子たちのグループが強烈すぎて、同じ位強烈だけど淡々とからっとしている人とつるまなくてはいけないと焦って今仲良しの子たちと夜遊びするようになったんだよなあ、と自分史再発見にまで至った。 人に歴史あり。
この強烈なグループは大学に入って一番最初に仲良くなり、結局最後の方まで一緒に住んでいた人たちだ。 大昔のウェリントンの人脈をわざわざオークランドで掘り当ててしまった。 歴史は繰り返すのだなあって気になるよ。 うーん、吉と出るか、凶と出るか。 世界って、すっごく狭い…。
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