2010-04-06

キャラメル色の部屋

休日はいつも自分がいられない時間に、
自分の部屋にいられるのが良い。

い つもは会社にいる時間に、
自分の部屋がキャラメル色になっていると知った。

仕事をやめて家にずっといたくなった。

この家は同居人達が必至こいて探してきた
ヴィクトリア期のヴィラ。
建物自体が骨董品って感じのやつ。
同居人のうち二人は建築家なんだけど、
彼らは私よりもこの家に恋に落ちている。

私は新しい建築よりも古いやつの方が好きだ。
なんか今日から解放される。

デザインの仕事をしていると、
もう今日とか明日とかで頭がいっぱいになってしまう。
多分建築家の彼らもそうなんだろう。

ちょっと違う時代の、
今では作られないだろう方法で作られた場所に帰ってくると、
「オルタナティブはまだまだ沢山あるはずだ!」って勇気が湧いてくる。

またこの家はすごくよくメンテナンスされていていまだに綺麗。
住んでいて楽しい家。
一体何人の人達がこの家に住んできたんだろうか。

現代の建築よりも天上が高くて、
装飾もすごい。
今度装飾の写真も取ってアップするわ。









冬になっていくのは寂しいけど、
この暖炉を使うのは楽しみ。





それにしても!!
私、寝室とスタディーが同じ部屋なの本当にやだっ!
だって絶対に片付かないんだもん。
しかも音楽家とデザイナーが同時に作業するわけなので…、
その乱れっぷりたるや、色、音、形、全てでどっかん。
嗚呼、もう、片付ける気なんて湧きゃしない。

これまではっきりと分ける為に
二部屋借りていたから
いまだにすべてが一部屋にあるのが堪え難い。
寝る部屋と、考えたり作業したりする部屋が一緒なのは、
なんか落ち着かん…。

次の家ではまた二部屋借りようと思う。

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