2010-03-18

ウム!

 お祭りと言えば、ご飯。 美味しいご飯。





可愛いお母さんがご飯をよそってくれたよ。






メニューからしていい匂い。





匂いにつられて、どんなお店も混み混み。









ポリネシアの料理は往々にしてこういうグリルを使う。
地面に掘った穴に、食べ物を入れて、上で火を焚いて蒸し焼く。
マオリ語ではこの調理法をハンギっていう。
ちなみに食事の事はカイって言います。
これは普通にニュージーランドでだと英語の文章内でも使う。
カイ タイム!

トンガとかだと、ウムっていう。
この日のカイはウム/ハンギだった!





私はトンガ料理のオタ イカってのがとても好き。
オタイはココナッツジュースって言う意味で、
イカは魚っていう意味。
マオリ語でもイカは魚。

オタ イカは、ココナッツジュースや
新鮮なトマトなどで生魚をマリネしたサラダ。
半端無く美味しい。
職場でシェア ランチがある時に、
よくポリネシアの島々からの移民の人達が持ってきてくれるんだ。 
そういう時はすごい勢いでがっつく。





これがそれ。
美味しいの!
本当に美味しいの!!





これがウムのデフォルト。
タロイモとバナナと肉。
そして、ルーっていうバナナの葉っぱでお肉を包んだ料理。
お肉にココナッツミルクをいっぱいかけて、
ルーに包んで、蒸し焼きにする。
これが本当に甘くて美しい匂いがするんだよ。
美味しい。





でも今回のはコーンビーフだったから
あんまし好きじゃなかった。
コーンビーフ、苦手ですねん…。

イカかモアが良かったな。
イカは上にも書いたように魚。
これは半端無く美味しい。
私は甲殻類アレルギーなので食べれないんだけど、
カニとかロブスターとかもやばい美味いらしい。

モアは、どうやら食べれる鳥って意味っぽい。
チキンを意味する。

マオリ人がアオテアロア(ニュージーランド)に移住してきた時、
そこにはモアとよばれる鳥がいた。
身長三メートルぐらいある大きな鳥。
全部食べちゃって絶滅しちゃった。

私はてっきりその鳥の固有名詞がモアなんだと思ってんだけど、
どうやらニュアンス的には
食用鳥類って感じだったらしい。

これはトンガに行くまで気がついていなかった。

アオテアロアでだと、絶滅したモアだけをモアって呼んでいるから。

言葉に歴史あり。





そしてデザート。
カイ コーマに襲われる。
ポリネシアでは基本的に、常に食べ過ぎがデフォルトなので、
食後はカイ コーマ(Coma:昏睡状態)に襲われる。

なので、ゴロっと公園で寝っころがってちょっと寝た。





この子とか、自分の頭より大きなデザート食べてるよ。

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