2010-01-30

鳥と龍

 夕ご飯をお弁当に詰めて、近所の海でピクニックをした。 こっちは今真夏なので夜の9時ぐらいまで明るい。 綺麗なシーズン。

 泳ぐ気満々で行ったんだけど、見事な引き潮でほとんど海無し。 私はまだこの満ち潮引き潮のメカニズムが理解できない。 水はどこに行ったの? 地球の裏側は水浸しなの???
 



普段ならこの写真の木の場所ぐらいまでたっぷり水があるのに。




小さな湾になっている海でとても美しい。
周りが国立公園になっていて、とてもいい環境。

家族連れが沢山いて、大人達はゴロゴロねっころがり、子供は水の中で遊ぶ。




私が今滞在しているエリアは、世界最大のポリネシア系住民のコミュニティーのある場所らしい。 それこそ、本当に島々以上の規模なんだそうだ。 ってことで、この海辺では沢山のポリネシア系の家族が過ごしていた。
ゴーギャンの世界。




拡大しないと見えないかもしれないけど、海辺に立つ一軒家。
理想の家。
将来はこういう所に住むぞ。


 さて渡り鳥のシーズンなのか、それとも散歩に出ていた鳥たちの帰宅の時間だったのか、何千羽という鳥がV字の形にフォーメーションを組み飛んできていた。 すごかった。 轟々音がした。

 これを写真に撮らないで何を写真に撮ると思ったのだけど、意外と難しかった。 








この写真もクリックして拡大しないと見えにくいかも。
 美しいフォーメーションを組んだ鳥の大群の姿はまるで龍だった。 その場にいた人達で「きっと龍ってこの事なんだ」と言い合った。 ゆらゆらと、たゆみながらも張りつめた動きをして、水平線と同じぐらいの長さでこっちに向かってきた。 先頭の鳥達は絶えず入れ替わり、その動きが鱗のようだった。

こういうのを見ながらご飯を食べるのも悪くない。

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