今年の音楽納めで、さっきまでゆらゆら帝国のライブに行ってきた。 いやー、良かった! 完成度高い。 全体的に整いすぎてて、そこから本当に大人の底力を感じた。
来てた子達の雰囲気も最高にダウナーでまさに私の好きな東京の普通の夜だった。 シャイだけどワイルド。 私は体力もあるし、ある程度情熱的だし、元気だってあるけど、なぜか総合的にはダウナーな人間なのだと思う。 少なくともアッパーじゃない。 声やらテンションやらが"高い"っていう状態が好きじゃない。 って事でゆらゆら帝国の提供してくれた音楽世界は私にとって最高だった。 いやー、本当に良かった。
そういえば前座のバンド、ヘアスタイリスティックス(中原昌也)のドラムがにせんねんもんだいの女の子だった。 彼女の演奏はこの間原宿でも見た。 彼女って本当にジーニアスね。 惚れちゃう。 いつかにせんねんもんだいそのもののパフォーマンスも見てみたい。 ヘアスタイリスティックスは変態音楽でよくわからんかった。
ゆら帝の演奏最中、横にいた男の子が彼女の横で躍り狂ってて好感度大だった。 私が彼の彼女ならうっとりしちゃうな。 結構長身大柄がっしりした子で、長髪のクルクルパーマを歌舞伎のように振り乱しながら、彼女の手を取ったりしながらガンガン踊っててさ、彼女も唇がふっくらとした美女で、いやー、愛だったわ。 すっごい良い夜なんだろーなーと思ってうらやましく見ていた。 恋人とゆらゆら帝国のライブ行って、一緒に踊って、(多分、きっと)一緒に家に帰る年末って最高じゃない? ラブだよ、ラブ。 しかも2人ともダウナーだったし。 完全だねと思いながら見ていた。
そして踊っている子達を見ながら、台湾での夜遊びを思い出した。 クリスマスの夜に台湾のバーで呑んでいた時、一瞬一緒に行っていた女の子が踊った。 それが本当に可愛くてさー、本当にちょっとの間彼女が肩を揺らしていただけなんだけど、台湾旅行の中で一番強烈に記憶に残っている。 踊る子は宝だ。
今回の日本トリップでは展覧会とか音楽とか結構色々行っているんだけど、今のところ大きなはずれは無し。 この幸運に酔いしれてるわ、私。
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