2009-12-13

クリスマス イン ザ パーク

 昨日の夜は我が家の隣のドメイン公園で、クリスマス イン ザ パークという催し物があった。 ドメインは1880年に公共の公園としてオーガナイズされた土地で、200エーカーあるひろーい場所。 中央には国立博物館がある。 色んな庭園や森林があって素敵。 

 そこに35万人集まって、クリスマスを祝う。 世界で一番大きな規模のクリスマスパーティーらしい。 基本的に小さな子供がいる家族向けの野音って感じのイベント。 ライブでいっぱい音楽やって、最後に打ち上げ花火があってって感じ。 

 こっちは本当に陽気な、夏のクリスマス。 みんなタンクトップに短パン、ビーチサンダルで夏の夜の野外パーティーを楽しむ。 35万人中半分ぐらいは子供。 こんなに大量の子供を一気に公園で見た事が無いのでくらくらする。 子どもたち、踊り狂ってたよ。 子どもたちがマジでロックしている姿が微笑ましい、そんなイベント。 









 ちなみにこのパーティーのスポンサーは写真からも分かるようにコカコーラ。 ちなみにこの写真もコーラが作ったオフィシャルサイトから拝借。 見事にいつでもちゃんと御社のロゴが画面に収まっている所に技を感じるよ。 三十秒に一回ぐらい、その社名がなんだかの形で言われてた。 屋台もコーラのが多い。

 今私達がこういう姿だと思っているサンタって、コカコーラの広告からだっていうじゃん。 実際はコーラの広告でサンタのイメージが描かれる前にも、結構赤い服を着た小太りなおっさんって形で表現されていたらしいんだけど、ここまで普及したのはコーラの広告かららしい。 結構コーラ=サンタ。 なのでこの巨大なパーティーのオーガナイザーがコークなのも、その歴史をふまえると実に納得。 もー、サンタもコーラも、会場も真っ赤。 ドメインは、真っ赤で白いしゅわしゅわした感じがあふれている、コーラとサンタ色に染まり上がっていた。 圧巻。

 最後に大音量でマイケルジャクソンが流れて、どでかい打ち上げ花火がガンガンあがった。 やっぱ今年はマイケルなのねと感慨深く聞く。 夏の夜の公園で、打ち上げ花火とともに大音量で流れる音楽としては最強だと思う。 気持ちよさとか、盛り上がりかたとか半端じゃない。 マイケルはパーティー音楽が良い。 大音量で気持ちよく聞くに越した事が無いと実感。 彼の楽曲には陰鬱な面が強いセンチメンタルな好かれかたもされやすい音楽も多いけど、私はそういう作品よりもグルーブたっぷりのパーティー音楽の方が好きだ。 そこから彼の天才を感じる。 なんか、その流れてきたら踊りだしたくなるっていう単純さを忘れたくない。

 最高に大きくて綺麗な打ち上げ花火と共に聞く、Don't Stop 'Til You Get Enoughとかもう完全にゴージャス。 可能な限り大音量で、どんな音楽よりもずっとずっと音量上げて聞いてみて。 「すっげー!」ってなるから! マイケルの踊りを誉める人は多いし、実際すごいなって思うけど、私はそれよりもマイケルの音楽を聞いて、すっげー楽しそうに踊りだすみんなに感動する。 上手く言えないけど、彼もすごいけど、彼に反応する人達の、心の中の何かに結構感動するんだよね。 ちょっと野性的な感じするじゃん。

 とりあえず、メリークリスマス!!

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