2009-12-31

腑に落ちた事

 ゆらゆら帝国のライブが始まるまで親友とぽろぽろと思っている事を話した。 結構同じような事を考えていて嬉しかった。 ガールズトーク@Liquid Roomのバー。 背景では「巨人ゆえにでかい」がロックに演奏していて、会話がどんどん盛り上がった。

 2人で「そうだそうだ!」ってなった事の一つが、リレーションシップに関してだった。
「ある種の男女交際は土着的すぎてついていけん」ってのが共通の意見。 歌謡曲/演歌的世界というのか、とりあえず四畳半的な恋愛はしたくないと言い合った。 歌の歌詞で「あなたあなたあなたあなた」って連呼するやつはヒステリックで恥ずかしいから聞けませんし、やりたくありません。 後ね「うわっ、それマンガで見た…」ってのも避けたいよ。 くさいもん。

 私たちのこの感覚はかなりマイノリティーだよねと頷き合う。 残念だけど、私たちの感覚は比較的珍しいんだろう。 だって結構自分のきわめて周辺以外では見ないもん。 だからって恥ずかしがる必要も無いし、自分をおかしいと思う必要も無いと言い合った。 モラルサポート!

 私の感覚ではパートナーと生活を営むってのと、ボーイフレンドと恋愛を楽しむのって結構別物。 ボーイフレンドには全くパートナーシップを期待しない。 だってパートナーシップって結構難しいし、気持ちよくやる為には自分にも相手にも結構な成熟と自立が求められるって思っているから、私の場合は簡単には出来ないなと思っていた。

 自分が未熟な事やまだ自分自身に自信が無いことは全然悪い事じゃないから、「まだだなー」って思ってたら、素直に無茶せず、気持ちよくカジュアルにボーイフレンドやガールフレンドといっぱいデートして、いっぱい遊ぶ事の方に重点を置けば良いと思うんだよね。 そういう自分と、そういう相手をエンジョイすれば良いと思うんだ。 そしてその間にゆっくり誰かのパートナーになれるように成熟すれば良いんだと思う。 

 じゃないとね、どっかでいびつだったり不平等な関係になってしまうと思う。 コミットメントと執着の違いが分からなくなりそう。 そういうのってなんか土着で陰気。 
 幼稚園の頃のお医者さんごっこを密室でしたいっていう欲求を乗り越えられなかった人達の関係になりそうだ。

 基本的に社会との絆や関係性が成熟していない者同士がディープなコミットメントを結ぶと関係が内向きになってしまう気がする。 だから若いうちは意識的に外向きでいて、デートを楽しんで、いろんな人にあって、自分の成熟を待ってる方が自分にも、自分の将来のパートナーの為にも良いはずだ。 そういう話しを親友とした。 

 とりあえず街角の高校生とかがねっとりと陰気にカップルでいる姿を見ると「もっと遊んだ方が良い。 もっと夜遊びして、音楽聞いて踊って、見聞を広げるべきだ」とおせっかいにも思う。 なんかすっごいもったいなく見えるんだもん。

 私はこんなんだから、友達もそういうのが多い。 前パーティーで男の子が女に子にだらだらと何かを話し続け、女の子が甲斐甲斐しく聞き続けている姿を見 た私の男友達が「俺ああいうの大っ嫌い。」って言っていて、「お前本当に良い男!」って思ったことがある。 あと友人界隈の名言で「口説く奴は嫌いだ。  告白がいい。」ってのもある。 flirtは大好きだけど、口説くとかって、あああ゛、陰気すぎ、
土着すぎ。

 ある程度の歳になったら、きちんとしたパートナーシップを持つのは良い事だと思う。 でも基本的には若い時にいっぱいデートして、いっぱい遊んだ奴の方が良いパートナーやら友人になる気がするから、焦らず遊んだ方が良いと思う。 それこそ遊び疲れるまで。 精神年齢っててんでバラバラだから何歳だったどうって断言は出来ないけど、だからこそ余計に成熟している子のスピードにそうじゃない子がついていこうとしてめんどくさい事になっているってのがあるんじゃないかと思う。 なんかなあ…、そういうのって楽しくなさそう。

 とりあえず、日本のポップカルチャー的恋愛観は分からないし、やりたくないし、やりたいひとは周りの子にペアプレッシャーをかけないぐらいに成熟してほしいよねってのがまとめでした。 曾根崎心中的というか情死的というか、そういう魂のちぎり合いを自分の実力とかキャパシティーってのを無視して重視する文化には関わらないでおこうと思う。

2 comments:

mizuho said...

やほー明けましておめでとう!!

ちょうど私も考えてたことがあんなの日記に書いてあって、びっくりした!んで私も腑に落ちた!
あんなの日記読んで、あったかい気持ちになったよ。

Anna said...

だべや〜!