2009-04-14

明るい部屋と土星の徴しの下に

 久しぶりにバルトの「明るい部屋」を読み返している。 多分、世の中に存在する本の中で一、二番目に好きな本。読みながら、この作者の手にかかり、ただ優しくなった世界に触れられて魂が震える。 

 スーザンソンタグの「土星の徴しの下に」(これも半端無い名著)バルトについて書かれた文章が入っている。 良い文章なので、膝を叩いて、「立派じゃないか!」と高らかと言いたくなる。

 両方とも、読まないで大人になってはいけない本なので、時間のある人は読んでみる事をお薦めします。 




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