2009-04-03

そろそろさようなら

 大学から卒業式に向けてのガイドブックが来た。 こっちの大学は単位を取得してから半年後に卒業なんだ。 植民地時代の名残で、昔はイギリスに論文を送って審査してってプロセスがあったのでこんなに時間がかかるらしい。 あっはっは。 なんかなさけねー。 

 まあさておき、三回大学と専攻を変え、六年間も大学生をしてしまった私には感慨深かった。 終わりってくるんだね! 卒業式がとても楽しみ。

 六年前を思い出すとまるで昨日のことのようで、でも実は結構前で、なーんかしみじみとしてしまう。

 日本の大学の入学式は周りがみんなスーツで度肝を抜いた。 私は何も考えずにアロハシャツにジーンズに金色のスニーカーで行ってしまい、周りに度肝を抜かれたらしい。 まだ言われる。 いやっ、君たちが驚いたぐらいに私も君たちに驚いた、こっちの言い分も聞いてくれ(って言ってもたいしてないけど)って思うさ。 なんでスーツなのよ。 どこでそんなこと思いついたのさ。 しかも私だけ半そでで、完全に馬鹿丸出し。 みんなに寒くないの?と聞かれて、こっちは暑くないの?と思っていた。 

 しかも「起立」とか「礼」って今日まで会ったこともない大人に命令されて、みんなそのとおりに動くのにも驚いたし、相手がそう動くと思っているだろうと思う命令する大人にも驚いた。 また、オリエンテーションという名前の旅行の重要さをあまり理解していなく、同じ夜に友達の家でやるパーティーの方に行くことにして参加しなかったら先生に怒られた。 「泊まりたいところぐらい決めさせてくれ。」と当時は驚いた。 今はそんな事に驚いていた自分に驚くよ!

 当時知り合った人ほぼ全員に「初対面の時はxxxxな理由でアンナに驚いた。」と言われる。 私は普通にしていたら人を驚かせてしまうタイプの人間なのだと思う…。 「うわっ、猿が山から下りてきた」って感じになってしまうのではないだろうか。 (保健所! 保健所に電話!) ちょっとモンキーすぎたなと、昔を思い出して思います。 

 もっともっと文明化したいですね。 

 大学の卒業と同時に野生時代も卒業し、ナイスで適正で妥当な文明人になれたらと思っています。 それを今後の自分に期待だ。 

 それにしても卒業式がとてもとても楽しみ。 きゃっ。

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