ぎりぎり滑り込みセーフな感じで、当面の住処が見つかった。 どんなところかって?
「お前、気でも狂ったのか!」って場所。 職場からもっと田舎な方向に向けて歩いて十五分の場所です。 自分の持っていた大方の期待を見事に裏切った結果となりました。 私は知らない御家族の余っている部屋を一部屋分けていただきました。
実は結構安い倉庫を改造したナイスで巨大なロフトをオークランドのキャピキャピした場所の中心の中心部(日本で言う所の渋谷の交差点的な勢いの場所)に見つけていたんだ。 だからそこに引っ越す気になっていた。 だって、ナイスじゃん。 壁全部レンガだったし。 全てのパブリックトランスポートの始点の真横にあったし。
ただそこには問題があって、私がメインのテナントとして六ヶ月間の契約を大家さんと結ばなきゃいけなかったんだ。 それが何を意味するかと言うと、敷金を払わなくてはいけないし、途中で嫌になってもとんずらできなんだよね。 まあ、常識的な話しだ。 大方の人はその程度の事ならするだろう。 ただ私はこの歳になってこんな事を言うのは恥ずかしいんだけど、コミットメントフォビアが強く、結ばなくて良い場合は極力契約はしたくないのだ…。 だって、人生、何があるか分からないじゃん…。
あともう一つの問題は、家具付きじゃなかったの。 ある程度の家財道具はもう既に住み始めている人達が持っていたんだけど、寝室は空っぽだったんだ。 ってことはだよ、結構な時間と労力及び資金を使い、色々とかき集めなくてはいけないって事だ。 考えるだけで頭が割れそうになった。
実は今回の仕事はミニマルで六ヶ月、いたければいたいだけって形で相手側と約束しているの。 なので契約書も六ヶ月分しかまだサインしていなくて、五ヶ月目ぐらいにお互い相談しようって話しになっている。 まだ始まってもいない仕事だから何とも言えないけど、心のどっかでは六ヶ月後に居たい場所が決まっていて、だから生活をがっちりと固定したくないんだよね。
だからもし家具付きじゃない所に入ったら、それこそ全てが揃い、落ち着いた頃には引っ越す為に売りはじめるって感じになりそうで、それはあまり良くないよなと思う。 不経済だ。 それにそれに使う時間をポートフォリオ制作に回さないと、多分、私痛い目にあうし。
ってことで、ただ今の現住所は職場のすぐそばです! くっはー、こうなるとはっ! ついさっきまで思いもしていなかったぜ。 って事で今回の家探しの話しをこれからちょっとしたいと思います。
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