2012-06-06

引っ越しについて その1

いつか引っ越すんだから、荷物だけは増やさないようにと気をつけながら暮らしてきた。

それでも3年半も同じ街に住むと結構溜まる。

今、そのあまりにも理性的じゃない荷物に立ち向かっている最中。
うんざりよ!

子供の頃の私は典型的な物が捨てられない人だった。
本当にグロテスクなほどごちゃごちゃちまちました物を持っていた。
今思うとそのアニマルな空間や金銭の使い方に
罪悪感で胸が押しつぶされんばかりである。
なにかに呪われていたとしか思えない。
それがもったいないお化けなのか、貧乏神なのか、
キャピタリズムなのか分からないけど、
絶対私は何かに取り付かれていた。

さすがに何回も引っ越しをして、物への執着とか依存、愛着は抜けてきたと思う。
そして自分が物を作り売るようになってから、かなり呪いはとけてきた。
物が作られて売られるからくりみたいなのをよく見ると
物への信仰みたいなのは消えていく。

なので、以前と比べると圧倒的に物は少ない。
それでもやっぱり自分では運べない程度にある。

夢が叶えば今後も繰り返される事になる、引っ越し。
忘れない為にもその記録をしておこうと思う。

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