2012-06-07

三年半で得たもの

引っ越しの合間にうちの一階に入っているカフェに行った。 とても美味しく、自然美に溢れた、お洒落なカフェだ。 そこでコーンフリッターを食べながら、その美味しさに身もだえる。

 私の家は大きな公園の向かいに立っていて、窓からはNZ独特な巨大な植物達が見える。 そして一階には、上にも書いたカフェと、大好きなベトナム料理屋さんが入っている。

 オークランドの中心部までは歩いて2分。

 年期の入った厚い木の床に、漆喰の塗られた白い壁。 システムキッチンやカウンターは厚い木と、鉄で作られている。 室内の温度はいつも心地よくて、天井には大きなファンがついている。 シャワーの水圧も最高に良い。 作り付けのベネチアンブラインドも、厚手のカーテンの色も、とても好みだった。

 私はこの家が大好きだった。 社会人になって得た物の象徴のような場所だった。

 心地よさと安心の象徴のようなこの場所で、恋人と二人ケラケラと笑いながら過ごす事が出来たのは、本当にあっぱれな経験だったと思う。 良かった、本当に良かった。 これまで沢山の家に住んできて、その中には数件結構思い出が残っている。 高校時代の森の中にあった家、大学時代のヴィラ、オークランド時代のこのアパートメント。

 これからも窓からの景色が良くて、心地よくて、面白い場所に建っている場所にいっぱい住めると良いなと心から思う。

 東京でも良い家探すぞー!

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