仕事が終わる頃は、NZの深夜。
家につく頃にはあっちではみんな寝ちゃうから
職場から駅までの間歩きながら話す。
その時間がすごくいい。
今日はトロンと話した。
彼とは毎日何回も(それこそティーンエージャーみたいに)
テキストメッセージを送りあってるけど
声の持つインパクトって全然違う。
彼の人生相談を聞きながらも
嬉しくって気持ちは上の空。
「ごめん、
大変なのも大切なのもわかるんだけど、
今私トロンの声が聞こえて、
あんまりにも幸せで!
トロン大好きって気持ちしか浮かばない!」
としか言えなかった。
そうしたら相手も
「そうだよね!俺もそう!いますごく幸せ!
心配事の相談なんてもう良いや。」
心配事の相談なんてもう良いや。」
と返してきた。
なんともプリミティブな会話。
犬が二匹散歩で出会って
尻尾をすっごくふっちゃってる感じ。
それ以上でもそれ以下でもない。
尻尾ふりまくり!
人生、all goodな気分になる。
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その後乗った電車で右隣にいた
すごく綺麗な格好をした
おばちゃんグループの内の1人が
「私の実家は北茨城で放射能とか
原発の影響がすごくて大変。
あちの親戚が心配で。」
って切り出していた。
他のマダム達は
「まー大変よねー。姪御さんとか大丈夫なの?」
なんて言ったりしてて。
すごく綺麗な格好をした
おばちゃんグループの内の1人が
「私の実家は北茨城で放射能とか
原発の影響がすごくて大変。
あちの親戚が心配で。」
って切り出していた。
他のマダム達は
「まー大変よねー。姪御さんとか大丈夫なの?」
なんて言ったりしてて。
左隣に立ってたこざっぱりとしたスーツを着たおじさんは
「首都直下型地震 震度七で東京壊滅!一億玉砕!」
って感じの雑誌の記事を熱心に読んでいた。
「首都直下型地震 震度七で東京壊滅!一億玉砕!」
って感じの雑誌の記事を熱心に読んでいた。
ファーック!
何これ、SF?
何これ、SF?
そうだ、そういや今って震災直前で、
放射能の影響を感じ始めるまでの
執行猶予中なんだよなと急に現実に引きも出された。
放射能の影響を感じ始めるまでの
執行猶予中なんだよなと急に現実に引きも出された。
2週間日本で働いただけで、
そういう危機感みたいなのが無くなった。
仕事って社会との接点であると同時に
最大の断絶でもある。
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