2012-06-06

引っ越しについて その4

とりあえず手放すプロセススタート

何よりも先にまず、いらない物を片付ける必要がある。
大雑把に手元に残すもの、手放す物を分け、
次に手放し方を考える。

本の場合は寄付が一番手っ取り早い。
英語の本の場合は、どんな図書館にも持っていける。 なんなら古本屋さんにも売れる。
日本語の本の場合は、私が知っている限り二カ所寄付出来る場所がある。

一つはオークランド市立図書館。
もう一つはオークランド大学図書館。
(オークランド工科大学でも日本語を教えているから、もしかしたらそこでも受け取ってもらえるかも)

まず最初にオークランド市立図書館にがさっと持っていった。

そしたら態度がすごく悪かった。 「受け取っても良いけど、使わないかも。 捨てるかも。」って感じの事を永遠と繰り返し言われる。 英語版ドクメンタの記録本(表紙にはマガジンとタイトル付けされていた)を見て、「これなんかは確実に使わないわ。 捨てる事になるわ。 雑誌だし。」といわれ、「ドクメンタ知らないのかお前は! 司書だろ!! しかもタイトルにマガジンって言葉が含まれてるだけで雑誌じゃねーよ!」と無性に腹が立った。 全く…! 「私は怒るべきではない。 私は怒るべきではない。 私は相手に対して残念だと思うべきなのだ。 相手に対して、残念だと思うべきなのだ!」とマントラのように唱えながら帰宅。

次に残りの美術関連やデザインの日本語の本をオークランド大学図書館に持って行った。

そこでの対応はすごく良くて、気持ち良く本を渡す事が出来た。 しかも本を図書館で使う事になったら私の名前の入ったシールを貼ってくれるらしい。 ありがとう、オークランド大学図書館。 君らには品がある。 

オークランド市立図書館ももうちょっと頑張ろうぜと思いながら、本の片付け終了。

次に服。 

これからも着るだろうって服以外は全部処分。
洗濯、アイロンがけをしてから、
ブランド品はブランド品専門の古着屋に、
その他の日常使いの服や靴は
全部Auckland City Missionというホームレスの支援活動をしている組織に寄付してきた。 

私はだらだらと日常を過ごし、本当はもっと行うべきだった社会貢献をほとんどせず過ごしてきてしまったので、こうやって小さな規模ではあるけど何か出来てよかった。

って事で、だんだんと荷物は減ってきている。

つづく…

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