中間休暇最後の日。
次の日に始める新生活に緊張しながら、友人と展覧会を見たり、
とても美味しい食事を食べたり、呑んだりしながら過ごした。
この日見た展覧会は生気がなく、
来ている観客達にもたいした覇気やエッジーさはなかった。
教養で見に来ている感じの人達。
建物や展示の方法が、
自由さや気楽さを徹底的に抜き取っている。
それなのに美術館っていう不思議な場所。
なんだかなー。
まったくもって今みたい世界でも、
感じたい空気でもなかった。
その時点で現代美術じゃないと思う。
「私だけの力では絶対にこの景色は見れなかった!」っていう
芸術家の力への畏怖みたいなのがあんまりわき上がらなかった。
夜は気が合う友人たちと呑み会。
性癖の話しになった際に、
結構自分では考えた事がなかった世界観がそこには開けていて、
かなり面白かった。
私のセックスや、私の対人関係ってつまらないなと思った。
フォントで例えてみたら「教科書体」みたいな、
かまととと、奇妙な正義感の混ざり合った感じが、私の性だ。
まぁ、突然は変われないから、
今はそんな自分を受け入れるしかないけどね。
いやはや、興味深かった。
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