教授がサバティカルイヤーに入るまでの一つのセミスターの間、私はその人の研究助手をしていた。 テーマは、ビルマについてで、教授はしょっちゅうビルマに行き、カルチュアルエルゴノミックスについての研究をしている。
そして、それはとても、とても政治に左右されている研究内容だ。
ビルマ(ミャンマー)についてのニュースを見る度に、私は言葉を失う。 何を言っていいのか分からない。
ただ、私のこの混乱も、動揺も、彼らの国に平和と民主主義政治が訪れる事を祈っているからだと言う事は明確。 私はなんだかんだ言って私の育ってきたこのシステムを素晴らしいと思っていて、それがない地域の人達には、是非、試して、享受してもらいたいのだ。
ビルマの匿名の芸術家や、デザイナーたちの仕事を沢山見た。 彼らは記録に顔が写ってしまうと虐殺されてしまうので、教授は彼らの手だけを写真におさめる。 私はそれを整理しながら、あの国の政治は根本的に間違えていると強く思った。 間違えはどのようにフィックスする事が出来るのだろうか。
今、悲惨な状況に置かれている人達に平等と、権利が与えられる事を望む時、自分に何が出来るのだろうと青臭いけれども考えてしまう。
平和は尊い。
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