昼過ぎに一時間ぐらい泳いだ。
水泳ほど、気持ちがいい事って世の中にあるのかな。
泳ぎに行けば行くほど、極楽とか、約束された地とか、カナンとかって、プールのことなんじゃないかと思えてくる。
全然上手には泳げないけど、とても楽しい。 私が、何も考えずに心から楽しいと思う事って、スノーボードと、自転車と、ヨガと水泳なんだけど、なんか共通点はあるよね。 一人で黙々と繰り返しでやることが多分好きなんだと思う。
プールからの帰りに、近所の友達に家によって彼が作ったご飯を食べた。 結構狭い台所で、昼過ぎに男性五人に囲まれながらご飯を食べるってのは奇妙で良い。
その家は電気をなかなかつけない家なので、窓の外が明るければ明るいほどに部屋の中が暗くて、美しいんだよね。 「地震でもあったんですか?!」ってぐらいにぐっちゃぐちゃな家なんだけど、不潔じゃない感じとか、なんかおもしろい。
人の家に行くおもしろさってそういう所にあるのかもしれない。 ちょっとした遠足気分だよね。
その家は、住んでいる人みんなが文系の大学生/休学中の人たちで、台所の机に座ってずーっと何かを喋っている。 そしていつもみんな締め切りぎりぎりの論文がある。 そう、彼らは家で働くんだよ。 なんか新鮮。 近所の友達が来ても、やっぱりみんなで台所に集まって熱心に熱心にくだらない話しをしている。 ゲイとヘテロの比率が半々の、男の子だけのフラットって珍しい気がするし、でもすっごく文系の学生っぽい感じもする。 そして熱いジャスミンティーをガラスのコップで飲む。 そして、みんな脱ぎっぷりがいいらしくて、お互いのライフドローイングとかをしょっちゅうしている。
そして夜、彼らが、私の家と彼らの家の間に咲いている花をわんさか花泥棒してきてくれた。 いつもそういうことをしてくれる。 私も、全く同じ事を数時間前にやっていたので、同じ花が二つずつになった。
愛おしいなあ。
今度は、「照明の位置を考える事に執念を燃やした」デザイナー達の家で、ヴォッカの会になった。 久しぶりに家でじっくりと呑んで、その楽しさに心震えた。 これだっ! これが好きなんだと、痺れました。
もっと頻繁にやらなくてはいけません。
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