2006-12-05

Leeum

サムソンの美術館、Leeumに行った。 
凄い、立派。 コンパクトに立派で、感心した。

写真は取らなかったから、よろしかったら、こちらを見て下さい

たぶん自分の国の美術館だったとしたら、何か言うことはあって、「あれがいけない、これがいけない」とぶーぶーいったと思うんだけど、観光客として言わせてもらうと、十分に楽しめたのでよかったです。 (それにしても、韓国は日本よりずっと階級社会なんじゃないかと思わさせられる事が多かった。 この美術館の古き良き金持ちの財力の使い方とか美意識とか、日本よりも凄い気がする。 しかし、逆も勿論ある。)


建築がさあー、 レム・コールハースとジャン・ヌーベルとマリオ・ボッタなんだよ。 すごいよ、これですごくなかったらそれもすごいよ。 特にコールハースと、ヌーベルの影響を受けていない今の若い人なんているのかなとすら思うので(彼らの建築のコンセプトが展覧会のコンセプトに流れていっていることだって沢山見ている。 すごいよ…。)本当に建築に感心した。 全部の建築にそれぞれの長所があり、面白かった。 ジャン・ヌーベルの作った空間で、後ろを振り向いた時に、そこに徹底的に作り込まれた完璧なる風景が広がっていて、思わず鼻の頭が痛くなった。 けど、三つもこんなに凄い強烈な個性の作家の建築をくっつけあわせるってどうよと冷静に思うと、ただの悪趣味な変な空間に思えてくるから不思議。 まあ、ありなのかなあ。 分からない。 木を見て森を見ずなのか、それとも私がこの三つが合体する事によって生じる何かを、ミスリーディングしているのか。 私は少々下品だと思った。 

 
 マリオ・ボッタの建築は中が素晴らしくて、今となっては中と外との関係の古くさい比率が逆に新しく感じられて新鮮だった。 ルイス・カーンからの影響とか、逆にボッタが洗練させたこととか色々が明らかで、その誠実なデザインに感心した。 


 韓国に行った日本人はみな同じ事を思うと思うけど、まず「影響し合う関係」の明確さに驚いた。 日本と韓国がいかに影響し合ってきているか、物がどれだけ伝達し合ったか、受け取った物を発展するってどういうことか、そういうベイシック中のベイシックにただ驚かさせられる。 あまりにもパラレルワールドなので、差が明確に見えて、考えやすいから。 結構この旅行のテーマは"影響"だった。 だから建築見ていても影響について考えてしまった。


 Leeumはとにかくお薦め。 完全予約制だから予約していってきて。

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