2006-12-09

子供は

宝物かもしれない。






友人が子供を産んでから、結構リアルに感じるようになってきた繁殖活動。 
仲の良い知人同士で集まり家で食事を今日してきたんだけど、二人子供がおりました。
私たちが遊び始めた頃には勿論いなかった子供たちです。 不思議だ。
いや、いっそ不思議じゃない。 
これが不思議じゃない事で、多分これじゃない事が不思議なことなんだ。
今は不思議の世界で行きていこうと思うけど、いつかこの不思議じゃないことに参加してみたいとも思う。



 それにしてもこの写真の少年の変化には会う度に驚かさせられます。 私をけむしのように嫌っていたシーズンもあったし、今回なんかは結構遊んでもらいましたし。 つい最近まで赤ちゃんだったのに、今は赤ちゃんに優しく接する事が出来る男の子になっていた。 やっぱり最近まで赤ちゃんだったからか何をすると赤ちゃんが面白がるかを知っていて、上手に赤ちゃんをエンターテインしていた。 やっと五歳。 五年前この子が産まれた時私は高校生で、今の私からするとぞっとするぐらいの大昔の話し。 彼も同じ時間を過ごしてきた訳だけど、まだ自分一人で絵本すら読めない。 何が言いたいかと言うと、このとんでもない長さの時間を使って、どれだけゆっくり贅沢に人間が成長するかってことです。 「五年でもこれか! あと五年後でもまだ十歳で、やっと物心がつく程度じゃないか!」と本当に気が遠くなってしまった。 それをこの子の父親に言ったら、「ものすごい成長を彼はしたじゃないか」的なことを言われた。 もはやサイズの感覚が違う。 そりゃ、子供の視点から考えれば、驚異的な発展と成長を日々しているのは分かるさ。 でも、やっぱり、育児ってのは凄い仕事だぞ。 人生の中で、これが占めるウェイトの重さとか非常にでかい理由が分かったわ。 

 後、当然のことなんだけど気がついてなかった事。 この子に絵本を読みながら、私は本を読むのが好きで産まれた瞬間からずっと続けてきたアクティビティーみたいな気がしてるけど、実際がしがし本が読めるようになってきたのってここ十年ぐらいだよなと客観的になった。 ひよっこじゃん。 

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