久しぶりにクリスマスを実家で過ごしました。 友人を招待して、家で父の焼いたターキーを食べて、子供の時のクリスマスと同じプロセスをやった。 凄く凄く良かった。
私の家はあまり団らんをしないし、結束も弱く、電車の中吊りで様々な雑誌が広告している「家族の力が子供の能力を伸ばす」系の真逆を突き進んでいる。 誰も誰とも気が合わないって言う意味で気が合っている家族だ。
でもクリスマスは特別。 クリスチャンでも何でもないんだけど、the 家族のイベントとして長らく重要視されている。 そして父の焼くターキーが絶対に世界で一番美味しい。 いろんな人の家でターキーを食べたし、ここ五年間ぐらいは一晩に三件ぐらいパーティーをはしごしたりして遊んでいたけど、落ち着く先はこれなのねと思う。
家族の味ってのは年々変化していくものだけど、ターキーはシンプル故にいつも同じような味になる。 付け合わせもソースもいつも同じ。 だから最高に良い。 一年に一度こうして最高のごちそうを家族で食べるのって幸せだ。 こんなにゴージャスは食事は一年に一回で良いな。 それ以外は粗食で過ごそう。 だって一番美味しい食事はもう私は知っているんだもの。
そして年がら年中遊んでいる友人たちと、クリスマスまで一緒にいる必要は無いなとも思った。 もっとこんな日ぐらいは我侭に、親しい人を家に呼び、実家のメンバーと共に飯を食べさせるぐらいの感じが良いのだ。 勇気がいるけど、やってみると清々しい。 そして愛おしい。
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