「あの人は難しすぎる」とか「私は相手にとってきっと難しすぎる」と思ってしまう人っている。
「この女はどうしてこうも難しいんだ!」と思っていた友達がいる。 でも想うと、涙が出そうになって、「あたしが難しかったのかもしれない」と思えてきたりする。 彼女のやりたいようにやらせりゃよかったのかもしれない。
でももう連絡の取り方が分からない。 メールを書いたら、喜ぶだろう。 電話をしたら、何かが変わるかもしれない。
ただ、もう一回二人でやった地獄巡りみたいな、「欲しいところにどうやって行ったらいいのか分からないの!」っていう状況になるのだけは嫌だと思うから足踏みしてしまう。
MTVのヨーロッパミュージックアワードを見ていたら、ポップスなんて絶対に聞かない彼女が「こいつは天才だ!」と太鼓判を押して、ヘビーローテーションでかけまくっていた、MikaがGrace Kellyのパフォーマンスをしていた。 私は彼女がアソシエイトする全てが嫌だったので、聞かず嫌いを決め込んでいたんだけど、確かにすごかった。 かなり魅力的。 ある展覧会で彼女の出身地であるアイスランドに関係する作品を見たばっかだったってのもあって、頭の中で妙にはっきりとした輪郭を持った「私たちの関係性とそこにひそむ悲劇と、愛情」みたいなのが出来上がって、胸が締め付けられた。 私が悪かったのか?
でも、本当に彼女が何が欲しいのか分からなかった。 あいつは謎だ。
そんな不思議な気持ちを大量に思い出させてくれる、こんなビデオを興味がある方は見てみて下さい。 ちなみに体や服装、口とか、アゴとかが、私がクレイジーになっていた人(要するに、今年の私はいつも絶えず誰に対してクレージーになっていたんだよな)とそっくりで、なんかそんな意味でも今年っぽい。 なんかすっげー、今年っぽい。 今年ってこんな感じだったなあ。
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