最近のテーマは「かっこいいじゃん!」なアンナです。
「おお! かっこいいじゃん!」って一日に百回ぐらい言っているかもしれない。 日々、脳が単純になっていく。 かっこよければいいじゃん。
友達と五反田からバスに乗って六本木に行ったんだけど、それが良かった。 もう夕暮れで街の景色が空の明かりから建物から漏れる明かりを中心とした物にシフトする瞬間の東京は、最高に美しい。 バスから見える道の明かりや、空の色彩が変わって行く様子はファンタスティックだった。
日本の夜の色彩は濃い。 本当に濃い。 黒の美しさでこの国に勝つ地域なんて滅多に無いだろう。 東京の夕暮れから夜にかけての変化を見るだけで、ここにいて良かったと思える。
こういう情緒が色々な物を支えていると思うんだよねと友達に言うと、友達もにやにやする。
で、それを一番上手に上品に表現しているのって意外と、降谷健志だと思わない?と言ったら友達が過剰反応をした。 やっぱりな、こいつもそう思っていたか! とりあえず二人で彼がどれだけ正当な評価をうけていないかと話した。 「歌詞がすごい!」「リズムもいい」「色調がすごい」とバスの中でずっと言いあう。 Ivoryとか、よく思いついたよ。
もっと好きな物の話しができちゃうんじゃないかと、「あの号のIDEAは良かったよね」とか、「あのビデオは?」とか言いあってみる。 意外と趣味が被る。 何よりも、特定の時期の「流行通信」は神がかっていたという所でお互いに握手。 はっはっは。 そして彼は李禹煥をふかーく尊敬しているという面でお揃いなのだ。 乾杯! そんな彼は私にユリイカのジョジョ特集をお土産にくれた。
電車も好きだけど、バスも好きだ。 ごしょごしょと小さな声で話さなければいけない感じも、細い路地とかを見る事ができるのも、地理に詳しくなって行く感じも、全部楽しい。 これからは東京都内はバスで移動してみようと思う。
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