2008-07-20

Persepolis ペルセポリス





ことしも映画祭が始まった! 私の一本目はPersepolis(ペルセポリス)でした。 

これは70年代生まれのイラン人女性である監督のマルジャン・サトラビの半生を描いたアニメーション映画。 彼女が書いた漫画が原作で、すっばらしい名作。 日本ですでに見ていた友人達が誉めていたので期待して見に行ったんだけど、物語に吸い込まれて、鑑賞している間は私の魂は映画の中にただよったよ。 吸引力が普通の映画のレベルじゃないんだよね。 

「笑いの力は偉大である」「どこでも人の行動は似たようなもんだ」とかっていう、信じられたらそれ以上に素敵な事は無いような理想を現実に表現できている傑作だと思う。 今私はこれまで以上に笑いと普遍性を信じているぞ。 彼女、表現能力高すぎ。 そしてもう一つ、これは現実として絶対にいつでも知っていなくてはいけない「物事は絶望的な形で失敗する事が出来る。」っていうのもはっきりと描かれていた。 

素晴らしい映画なので今すぐ見て下さい。 筋書きは公式サイトで見てみて。 

1 comment:

Unknown said...

これ私も飛行機の中で見た。音楽とかユーモアも独特で引き込まれた〜。