久しぶりに映画All about my motherを見た。 これは究極の「人と許し合う」事についての映画で、私は傑作だと思う。 Forgivenessについてこれほど真剣に、丁寧に作った映画ってないと思う。 人を許す事は、そして許されるって事は生きていく上でファンダメンタルで、そして途方もない行為だ。 自分を、他人を許すって時には何よりも難しい事になる。 そして案外、その事事体について表現している映画って少ないんじゃないかなあ。 名作だ。 アルモバドルの底力を感じた。
家にはソファーベッドがある。 庭に繋がっている居間のフレンチウウィンドーは天上もガラス張りで、夜は星が見えてなかなかに素敵だ。 そこにベッドを広げて、同居人と二人で寝そべりながら映画を見るのが好きだ。 橋本の家でいつも瑞穂とベッドの上で生活していて、果物を食べたり、映画を見たり、昼寝をしたりしていた私の時間が、今は今の同居人とお互いの布団を持ち込み、星を見ながら寝っころがって、映画を見ている時間に繋がっている。 夜って良い。
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