今日家で、スムーズだよなあと感心していた。
何がスムーズかというと、この家自体のことなんだけど、もめ事もほぼ無く、幸せな状態でずっとある。 大学一年生の時と比べると、信じられないぐらいにスムーズ。 その時にも一緒に住んでいた子との事とかを思い出しながら、「お互いに成長したなあ」としみじみとした。 二人とも、親元を離れて、違う町で頑張ってきたのね的な気持ちが湧いてきたりしたのよ。
で、ふと数秒後に気がついたのは、この家の平和をかなりの面で担っているのは今回初めて実家以外で住んでいるケレン君(ほぼ全ての実務担当)であると言う事と、もっと恐ろしい事に、私は何となくみんなと同じステージだと思い込んでいたけど、すでに実家を出て十二年目の”その道のプロ”であるという事だ。 なんてこった! 私は十二年間かけて、人と一緒に生活して行く事を学んでいたのにも関わらず、結構にuselessだぞ。 「っむ、向き不向きがあるのね」と一人で納得してみたけれども、恐ろしい事実ですよ。 私はuselessだ! かなり幸せだった相原の生活も、考えてみりゃ歩ちゃんがしっかりしていたから出来ていたようなもんで、彼女だって他人と一緒に暮らすのはその時が初めてだった。
親には言いにくいけど、彼らが仕込んだ「しっかりした子供を育てる」大作戦は、あまり機能していないのではないか? 寄宿舎とかじゃなくて、単純にボーイスカウトとかでも十分だったんじゃないか? それともこれだけの時間を費やしてもこれだけにしかなれないってことは、いっそやって良かった?
十二年目にして気がついたとんでもない事実でございます。 そんなに広くないこの家で、既に五足の靴下のかたっぽを無くしている私はただただ恐れおののいてしまった…。
休日になる度に自分で自分をエンターテインできないから、ふがふが言ってドライブに連れて行ってもらったり遊んでもらっているのとか、ちょっとおかしい?! 私は一人で丘の上で瞑想をしながら心の充実を感じるべき? それとも組織を組んで、若者らしくボランティアでもするべきか?
ちょっと私自身の人生に疑問を感じてしまったわ。
追記
昔の私は一体どんな人間だったんだろうかと3003年頃に書いていたブログを読み返した。 遊びとパーティーの話しばっか。 あったま軽いんだなあ。
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