授業が終わった後に、友達とカフェに直行した。
Deleuze and GattariのA thousand Plateausを読む為の準備として読んでいたFredric JamesonのPostmodernism and Consumer societyとJean BaudrillardのThe Ecstasy of Communicationについてのディスカッションをやったばっかだったから、結構興奮していて、二人でわきゃーってなりながら、強いコーヒーを飲んだ。
この学期は週が金曜の夜のディスカッションのクラスで終わるからなかなか良い。 そのまま、カフェに行っていっぱい話しても、明日の作業への時間圧がないからね。
で、「金曜日じゃん! これからどうしよう?」って相談をいつも結構真剣にするんだけど、今週は私の家でヴォッカを呑みながら料理をして、星が見えるから天体望遠鏡で遊ぼうぜって事になった。 だから他のディスカッションのグループにいた子たちが少し遅れて合流してきた後に、私たちはそのプランをプロポーズしたんだけど、「いや、外国からわざわざ送ってきてもらった合法ドラッグが我が家に到着したから、それを吸いながらだらだらするって決めているんだ。 お前らもフィッシュアンドチップスを買ってきて、一緒にやろうぜ。」と誘われる。
とりあえず一回カフェで解散した後に、「あんまりやりたくないよね。 とりあえず映画でも見てこようか。」と元々一緒にいた友人と適当に入った映画館でパンズラビリンスを見た。
期待も無く、きっと子供だましだろうと思ってみたんだけど、とても面白かった! 日常的に好きなタイプの映画じゃないんだけど、とってもとっても面白かった! 私はびびりだから、椅子の上でのけぞりかえって、じたばたじたばたして、最後はもうもだえ苦しんだんだけど、映画としてはとても面白かった。 コンパクトに良くまとまった映画だと思う。 たまたまディスカッションの最中に「拷問」という言葉が言葉として伝えられる事は、経験とは重なり合わないだろうという話しが出ていたんだけど、結構その事とかを考えた。 暴力とか流血とか痛めつけられた身体とかを生々しくそのまんまに映した映画なんだけど、考えてみたらこんなに人体が暴力によって変形していくプロセスを見たのは初めてで、ちっと頭にガツンときた。
良い映画を見ちゃったから余計に合法ドラッグとかをやってソファーの上でぼーっとするのがアホらしくなり一応彼らの家に行ったんだけど、やっぱり私の家で遊ぼうとまた移動した。 なんかそういうしみったれた文化には魅力を感じない。 本当に感じない!
家でヴォッカを呑みながらBlow up(欲望)と2001: A Space Odysseyを見た。 眠ったり起きたりを繰り返しながらうとうととやっていたら、非常に楽しかったね。 ただソファーの上でらりっているのより、美味しいお酒を呑んでベットの上でこうやって映画を見ている方が絶対に絶対に良いよ。 あいつらださすぎるよ。
さて、Blow upなんですが、無茶苦茶面白かった。 なぜか親に見る事を禁止されていたので、この年まで見た事がなかったんだけど、なんで禁止されていたのかが全く分からん。 凄く良い映画じゃないか。 一緒に見た子は「面白いと言えば面白いけど、全部のアスペクトで面白いとは言えない。 全体的には退屈だ」と言放ったけど、私は全体的に素晴らしく上質な映画だと思っているんですが、これはどういう事でしょうか。(私の誉癖のせいで、「あんなならamazingって言うね」っていうのが略されてannamazingというフレーズが日常的に使われています。 そしてそれは大抵「まあ、良いんじゃない?」ってレベルの物に使われている。 ひどい! 理由も無く誉めている訳じゃないのに! 一応リファレンスはあるんだ!)
2001: A Space Odysseyはほとんど無心の状態になって見てしまった。 寝ても起きても永遠と続く映画2001: A Space Odyssey。 友人もほとんど寝ぼけていて、二人で訳が分からない感じになりつつ見た。 夜中にずっとベットから落ちそうになって、「なんでこいつはこんなに押してくるんだ?!」とちっとうなされたんだけど、相手は回転する塔のようなスーパーマッケットでタスクをこなさなきゃいけないっていうとんちんかんな夢にうなされていたらしい。
朝ご飯にパンケーキを焼いて、いっぱい食べて、街をゆっくり散歩しながら大学に来て、今から仕事。 思い込みの力を借りようと、月曜日提出の課題が日曜日に提出なのだと己を洗脳しようとしている。 頑張れ、私! でも、今晩も映画マラソンしたいな。
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