こんなに美しい映像がこの世にあるのかとびっくりした。
淑が昔くれたレコード、Bill EvansのWaltz for Debby.
しょっちゅう聞いているのに、Evansが誰かとか、いつの楽曲なのかとか考えた事がなかった。
調べていくうちに、私の嫌いな感じの情報が、嫌いと言うよりも、いたたまれなさと怒りが沸き上がる系統の話しがわんさか出てきた。
だからあまり褒めたくない。
でも、現実とは多くの場合そうなんだろう。
それでも、素晴らしい音楽があったり、褒めずにはいられない演奏があったりする。
優雅さは簡単な倫理観の上に息づくものではないのかもしれない。
偉大な音楽を聞き、演奏をかいま見る時、そこに使われている今まで聞いた事がない豊な音の文脈を読み解く時、人生の多面性にただ驚かさせられる。
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