2009-07-24

ちょっとしたどん底な季節

 7月に入ってから、これといってブログに書きたいような事もおこらないし、「今日はマジで伝説だった!」っていう遊びもおこらない。 基本的に地味で、暗く、どっかひたむきな日々をおくっている。 

 毎年毎年この冬から春へと向かう最後の踏ん張りどころなシーズンになると、真冬の疲れが響き基本的にげっそりとしている。 毎年毎年、ほとんど狂気をはらんだ熱と気合いで真冬を乗り切るので、この「寒いけど、道は歩ける寒さだ」って時期に突入すると、リバウンドで駄目人間になっちゃうんだよね。 このぐったりとした感じは、ほとんどのニュージーランド人に訪れる風物詩的な出来事だ。 毎日毎日雨ばっかり降っている。 日本の梅雨が冬の終わりにおこると想像してみてくれ。 惨めだろう…。 真冬は梅雨っていうよりもタイフーン。 毎日、突風と大雨が降っているの。 恵みの雨、魂に刺さる。

 去年の今頃の時期のブログの記事を読み返したら、見事に私の家は泥棒に入られていた。 ああ、ちょど一年前か、あの嫌な思い出は…。 しみじみとしたよ。 元々季節と天候の所為で陰鬱になっていたのに、その上、泥棒。 結構泣きっ面に蜂だった。 そしてやっぱりブログの記事数が極端に少ない。 どの年の6月〜8月位にかけてもそうだから、この時期のやる気の無さはそういうもんなんだと受け入れて、抱きしめてやるしかないのかもしれない。 せめてオークランドに引っ越してきてよかった。 ウェリントンと比べると天候がそこまで惨めじゃない。

 あと数ヶ月地味に、暗く、ひたむきに、心の灯火を絶やさないように、ひっそりと生きようと思う。 ああ、春が待ち遠しい。

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