村上春樹が7年ぶりに長編小説を出したんだって。 日本の実家から送ってもらうの。 早く届かないかなー。
それにしても海辺のカフカが出てからもう7年経ったのかと驚愕。 陳腐な言い回しだけど、時が経つのは早い。 つい最近初めて読んだ気がするのだけどなあ。 多分出た年に読んだんだと思うんだけど、その時の私はどこにいたんだろう。 ウェリントンの高校で読んだんだろうか。
そういえば大学一年生の最初の頃、淑とまだ友達になり始めの時点でたまたま二人とも同じ日にこの本を読んでいて、それに気がついた瞬間に橋本の道ばたでハグをしたものだわ。 確か相手のは韓国語版だった。(ってことは韓国語版って日本語版が出て速攻で出版されたって事? そういえば韓国での日本文学がブームになっているって聞いたけど、本当?)
英語版が出版された年にこっちの大学にきて、大学の先生から学生まで友達になっていた子たちがみんな読んで熱狂していた。 なので私も読み返した。
生活の要所要所で、存在感を醸し出してくる不思議な本で、今でもたまに読み返す。 大島さんに出会いたいが為に。(こんな王子様が登場する小説なんて、王道すぎて反則だよ!) なんてね。 関係ないか。 実際は田舎がある高知県の描写が多くて好きなんだ。 高知の森が重要なアスペクトとして出てきている時点で、読まずにはいられない。 こじゃんとすきちや。
そういえば、土佐弁に流暢になる為に一度は一年以上どっぷりと高知に住んでみたい。 その時は森の奥に住もうと思う。 文章にまとまり無いけど、そんな感じ。
大きなイベントだった事ほど、「つい最近じゃなかったっけか?」と思う。 卒業式なんてまだ自分の中でレジスターできていないから、過去にすらなっていない。 そして印象が強いのでずっと鮮烈に心に残る。 不思議なほどに、くっきりと。
1 comment:
わたしも読みたいんだけど、どこの本屋にもないわ。
一日目で68万部とか売れたらしいよ。
人が珍しく単行本買う気になってるのに…。
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