2007-10-02

just do as much as you can

 ちょっと前に「時間的に無理があるプロジェクトの場合って、引き受けるのと、引き受けないの、どっちが誠実でお互いの為になると思う?」と知人に相談した。 

 彼は本当に変わった人で、頭の回転の方向が私の真逆にいくので話していてとても楽しい。 私が逆立ちしても思いつかない事を言う人だ。

 そんな奇妙は彼は"Well, just do as much as you can!"と言いやがった。 「え? そんな態度で良いのか? それがベストなの? というか、それって常識? そんな話し聞いた事ないよ。 問題は終わらせられるか終わらせられないかじゃん。」と返したら、「ぜんっぜん、常識じゃない」と笑いながら言われた。 

 そんなに終わらせられなかったらってのが怖いなら適当にフォトショップに画像を入れて、ぼやかしフィルターかけて、タイトルつけりゃ良いじゃんと言われた。 「君、君の学生にもそんな態度で教えてるの?」と訊ねると、とりあえずdo somethingとは言うねと返された。 

 おかげさまで逆説的に私は不肖ながらもなにがやりたいのかが分かってきたよ。 とりあえず、彼の言う方法じゃないってことだけは確かだ。 私は、終わらせるし、なおかつぼやかしフィルターは使わない。

 その時の会話がとてもおもしろかったので作業をしながら一人で思い出し笑いをずっとしていた。 意外な所で意外な人が作業を影で支えてくれたりする。 この、とんちんかんな会話とか良い例だ。

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