今、大学のプロジェクトで、バギーを作ってる。
地元の企業の為に商品を開発しています。 今は調査をしたり、コンセプトを練り上げたりしている所です。
ベビー用品は調べると結構深いような、浅いような奇妙な分野で、商品数は多いのに、似たり寄ったりが多くてちょっと変わっているなと思う。 独特なマーケットみたいだ。 でもその中で、これが欲しいと物欲が刺激されたのが、上の写真のバギー。 子供もいないし、予定もないけど、これをとりあえず三十分ぐらい押してみたい! ストッケのエクスプローリーって言います。 誰か私に買って下さい。 なんかただ単に欲しい。 子供が欲しいと思ったわ。(他のベビー用品は萎えるのが多い。 絶対なんかよわーい気分にさせられるよ。) 生活を生き生きと考えられるようなプロダクトって良いですよね。 楽しそう、使ってみたい、良い状況が想像できるっていうプロダクトって凄いよね。
”必要な物”を、その必要に対してどれだけ濃度の高い返答が出来るかを挑戦しているプロダクトと、”必要な物”を楽しい物の次元に持ち上げるっていうタイプのプロダクトがあると思う。 ベビー用品系は必要に対して最高の事をしているっていうのがステイタスで、楽しいっていうリスポンスが少ない気がする。
根本的に私は楽しいって感情以上に肯定している信条がないぐらいに、楽しさはそれこそ必要不可欠だと思うので、必要な物をどれだけの高水準で満たしたからって、so whatだと思うんだよね。 そういう答え方ってある種のレイジネスだと思う。 楽しい物が良いよ。
私の今バギーを作っている会社は、phil and tedsっていう地元のやつです。
有名な人だとグエノスパウトロがアップルちゃんの為に使っている所が雑誌に載ったり、sex and the city でメインの登場人物に使われたりとかした影響でNZよりも海外で人気で売れているそうです。
一部の人間はバギーを押しながらジョギンしたりとか山登ったりとかしたくてたまらないらしくて(実際しなくても、それが出来るって状況にあるのが好きらしい)そんな自由でありたい人を中心にガンガンいっているらしい。 そんなこんなで大胆な動きがとれる三輪型のバギーは、大流行中らしいです。(なんだか気持ちはすごく分かる)
長く見すぎたのかもしれないんだけど、なんかとっても可愛いプロダクトだと思う。 好きだ。
21エモンとか思い出す。 好きだったなあ、21エモン。
で、オープニングを十五年ぶりぐらいに見てみたら、本当にバギーみたいなのが走っていた! 恐るべき、私の無意識下の記憶。 ああ、好きだったの、21エモン。 この映像みたら、ちょっとキュンっとした。 がんばろ。
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