2011-11-22

卒業式

根っからの王子様な友人の卒業式に今夜行く。

デザインコンペの表彰とかもあるので、結構華やからしい。 そして彼はもう自分が受賞している事を知っているので、もーー、完全に浮き足立ってる。 うきうきしすぎちゃって、幽体離脱しちゃってる感じ。 もどってこーい!

「何時にどこで会えば良いの?」って聞いたら、ながーいimessageがかえって来た。 「めちゃくちゃ綺麗に着飾ってきて。でも“着飾ってます!”ってばれないように。 髪の毛はつやつやに!!」とか、「僕がコンペに勝った事は誰にもまだ言わないで。驚かせたいから」とか、「君は一体全体どれだけ偉いんだ?!」って感じのアホな発言を連発。





はぁ…、着飾ってるけど、着飾ってないように見せるって難しくない?.

「君みたいにすごく素晴らしくて素敵な男の子の卒業式に参加できるなんて、私は本当にラッキーな女の子だと思うよ。 もう、これにて私の20代悔い無し。 親友でいてくれてありがとう。」と冷やかしで言ったら、結構まともに「いえいえ、どういたしまして」と返される。

さすが…! 育ちがいい人は、言葉を疑わない!

私の友達には「君は一体全体どうやって育ったらそこまで高飛車になるかね?!」って子が多い。

そしてどこかその相手の自尊心の高さや高飛車さに、私は多少なりとも抑圧されているのだろう。 私は伴侶に人類ここまで謙虚になれるのかって位に謙虚な人間を選んだ。

彼の前では私が「今やらねばいつやるのだ!」って勢いで高飛車。

高飛車の最終処分場みたいな我が伴侶はある日突然切れて、窓から私や私の友人を投げ出す日がくるんだろうなぁと今からしみじみ思う。

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