2011-01-23

どこにいるかでがらっと変わっちゃう

役回りが"がらっと変わっちゃう"って事は日常でよくおこる。 その切り替えのとき、ちょっぴり切ながっちゃたりする。

日本にいるときの自分の役回りと、NZにいるときのそれは結構違う。

例えば、日本にいるときの私は、「日本語を母国語として日常的にそれを喋る、その国で一番大きな民族に属する若い女性」だけどNZにいるときは「英語を母国語としないけど、日常的には英語しか使用しない、マイノリティーの若い女性」ってなる。

立場ががらっと変わるから、結構違う立ち回りを環境から求められる。

他の例だと、日本にいると、環境が許してくれているから往々にして「美術やらなんやら自分の好きな話しかしない人」でいられるけど、NZでだと私は何よりも「工業デザインを通じて会社に利益を持ち運び、雇用を作り、何よりもエンドユーザーに良い経験と商品を届ける仕事をしている人」でいる事になる。 この役回りは全然違う。

後は「家族の中にいる子供」と「家族を作っている大人」っていう役割の差とかもある。

なんか結構がらっと役回りが変わるんだよね、自分がどこにいるかによって。

たまにそれはほとんど暴力的なまでの役割の変化だったりする。 救済の場合もある。 

どちらにしろ私は結構マッチョなので、是非、ある程度、"あれ? 環境が変わると、自分って自分が思っていたような自分じゃいられない?!"っていう衝撃をどんな人にも受けてもらいたいなと思う。 そういう感覚が身にしみている人は好きだ。 逆にそういう感覚が全く分からない人/そういう経験をしたくないから身を動かさない人にはあまり興味が持てない。

そう、だから「エンジョイしなよ、自分」と役割を変化させる事を躊躇う自分に声をかける。 乗り越えなよとも思う。 そんな些末な事気にしないで、乗り越えてもっと自由にいなよってさ。

コントラストで、空港に一人でいるときとか、ウルトラハイな気分が味わえるし、良いじゃん! 良いじゃん!

No comments: