2007-04-22

シュタイナー少年

 なんだか、同居人が好きで好きで好きで好きで好きで仕方がない一日だった。

今日までなんか変なやつだなとか、どっか奇妙な自信のあるお方だなとかって思っていたんだけど、一日一緒に遊んでいて、すっげー味があるやつじゃんと気がついた! で、「どうもこういうタイプの人間に一時期すごく囲まれて過ごした事があるぞ」と薄々気はついていて、ちょっと思い出そうとしていた。

ジェネライズはしたくないんだけど、たまたま小さい時の話しをしている時に、ぽろっと彼が大学に入るまで、ずーっとシュタイナー学校で育った事を言ってきた。 お前さんも、小さい時の教育がそっち系なのかいと、なんかその瞬間に色々納得した。

サマーヒル出身の女の子とシュタイナー出身の男の子が一緒に暮らすってのは、結構支え合いになるような気がする。 少なくとも、とてもユニークなその子の存在は今の所とても良い。 ダイナミックなまでに、そのまんまな存在が素晴らしい。

私はヒッピーな学校に行ったので、たまにちょっと、ちぇってなることがある。 ほとんど無意識の「ちぇ」なんだけど、「君が思っている当たり前ってのは、違う所に行ったら全然当たり前じゃないかもしれないんだぜ」的なやつ。 その結構変わった学校に行って、でも勿論普通の学校がある事も知っているって状況は、今自分が見ている世界が全てじゃないっていう態度を結構植え付ける。 で、私の場合は結構ビターになってしまったりする。 が、私の同居人のすごい所は、なんか普通にそれと生きている所だ。 私みたいにその二つの間で悶々としたりしないで、両方けろっと受け入れている所が良い。 そして、そののびのびとした感じが私が私の学校や、彼の学校に行っていた多くの子たちに共通して大好きな所だ。 そんな大好きなクオリティーを毎日感じ直させてくれるのは本当に素晴らしい。

良い同居人を持ったと、一人喜び、今日は一緒にビザ釜を庭に作った。 来週は一緒に凧を作って、凧揚げするんだ。 

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