日本のテレビ(特にニュースや報道)が気持ち悪すぎて見ていられない。
近隣の国の台頭を恨み、
自国の権力を貶し、
自分の番組に出ているコメンテーターを
この世の正義のように振る舞わせて
作っている人たちの顔は出てこない。
完全に気色の悪い人たちだ。
そして時代をさかのぼって考えるって
アプローチは常に一本調子で、
「その時代の権力者の政局@ジャパン」しか話さない。
おっさんの与太話だ。
そんなに好きか、人間関係。
本当に…、日本では人間関係の話ししかしない。
この極端な人間中心主義って日本だけの傾向なのか、
韓国とか中国とかもそうなのか。
世界を構成する部品に「人間関係を構築している人間」しかいないかんじだよね。
文系中の文系。 あーーー、なんて退屈なんだ!
実際のところ今の私たちの人生に
大きな決定的な影響を与えたのって
坂本龍馬とかじゃなくて
スチームエンジンの発明とかだったりすると思うよ。
国境の外にあることは、
それがどれだけ自分自身の人生に影響を与えていても
話さない感じとか気色悪い。
終始、あたかも数人の権力がある男達の
政局が世界をつくってきたみたいな歴史観でいたら
そりゃー、発明品とか、オリジナルのものとか出てこないでしょ。
「そろばんっていつどんな需要で作られたのか」
「西洋文明が入る前の日本の数学ってどうだったのか」
「いつから下水が通っているのか」
「当時の税制度は」「当時の人権は」
「その時の女性はどう暮らしていたのか」
「その時の階級制度はどうなっていたのか」
「首都と地方の差は」
おっさん達の政局争いよりも
よっぽど面白くて次の発明に繋がって、
世界の成り立ちを理解出来る視点ってあるはずなのになぁ。
「歴史」はおっさん達のど根性ストーリーで、
そして文明を語ることはない。 変なの。
えんがちょえんがちょ。
2 comments:
これ本当にそうですね。日本では政治の話題だと政局ばっかりで政策の話が全然出てこない。たしかにおっさんの与太話で、どうでもいい話ばかり。
それに言われてみれば、歴史の授業も人間ドラマ中心だったし、プロジェクトXみたいなのも、フォーカスは人間でしたね。するどいですね。
ありがとうございます。
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