2008-03-22


MoMA, New York





同居人と「最近の文化の傾向ってのは一体あるのかね」と話していた。 かなり抽象的な話し。 「あるに決まってるだろうけど、ないような振りをしてあえて悩む」系のゲームだ。 「うーん、色に禁欲的? 時代時代の色ってのがあるけど、今回は白なんじゃないかなあ。 漂白とか、露光しすぎてしまった写真のような白が優勢的なのは珍しいんじゃない? 逆に今、色について新しい何かを語れたら勝てるかもね。」とかなんとか適当にコメントしあっていた。 

そうしたら今行われているMoMAのメイン展覧会のテーマが色だったってことが分かって笑えた。 やっぱみんな考えている事は同じか。 色。 色気。 色々。 色情。 色。 色が漂白されるってのは奇妙な奇妙な、とても奇妙な事なんだろうなと思う。






 そして、この男、リチャードセラ(Richard Serra)は相変わらず、本当に、心からの官能のため息を人につかせる為だけに産まれてきたんじゃないかと思わさせられる訳だ! くはあああ!!

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