2008-03-02

どうして良いのか分からない

 あまりにもつまらないパフォーマンスを見てしまった。 魂に引っ掻き傷を残す経験だ。

今ウェリントンは芸術祭をやっていて、世界中のパフォーマーをよんで様々なイベントをやっている。 そのうちの一つがストラヴィンスキーの春の祭典の上演であった。 アメリカ在住の若手中国系振り付け師が制作したんだけど、おぞましいほどに質が悪かった。 春の祭典にあわせて、似非禅的な、終始怠くとろく、毒の無い、腐る直前の牛乳のようなパフォーマンス。 新鮮でもなければ、発酵もしていなく、熟してもいない。 取りつく島が無いってのはこの事だ。

「終わってくれないかな…、いや、でももしかしたら良くなるかもしれない。 とんでもない大どんでん返しがあるかも。 あたし、最後まで耐える!」と見続ける事2時間。 最後まで駄目だった。 何故、私は銭を払ってまで、この悪質な恋愛の追体験のようなものをしなくてはいけなかったのか。 この芸術祭のダイレクションは何なのか? 私が暴れてやろうかと思った。 

私は何を見ても喜ぶ方だし、なかなかに幸せなオーディエンスだと自負しているけど、駄目なもんだは駄目だ。 イライラが収まらず、日本の友人たちに電話をして慰めてもらうも、怒り収まらず。 くはああああ!

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