2012-10-08

10.7

図らずも風俗デビューしてしまった。
関内で男友達と呑んだ帰り道
マッサージでもしてもらって帰ろうぜとなった。

で、目の前にあったマッサージ屋さんに入っていた。

思い返せば看板からしておかしかったし、
店のたたずまいも滅茶苦茶怪しかったんだけど
そこは酔っぱらい、ずかずかと入っていた。

「肩もみお願いします」と頼んだら
きょとんとする店のお姉ちゃん。
なんかすごいミニスカだし、
一瞬エロイ感じがしたので
「女でも大丈夫ですか?」と聞いたら
きょどられつつも大丈夫だと言ってもらった。
なので安心して施術してもらう事になった。

私についたのは台湾人の女の子。
男友達についたのは日本人の女の子。

真っ暗な、キングサイズの布団がひいてある部屋に連れて行かれる。
そして変な音楽が流れる。 
目の前には終始パンチラの姉ちゃんが正座している。
「なんか間違えてるかも!」と思いつつ
後には引けない感じがありマッサーチを受けた。

それが滅茶苦茶上手で、バッキバキに指圧をしてもらったので
酔っぱらっている私は、自分の疑いと偏見を恥じた。
「ここはたまたまパンチラな指圧師のいるマッサージ店で、
ただインテリアの趣味が致命的に悪いのだ。
でも上手だし、怪しがってごめん!」と。

施術が終わった後、お姉ちゃんに優しく撫でてもらい
服にコロコロまでしてもらい満足でブースを出た。

隣のブースでマッサージを受けていた男友達と一緒に
お店の外に出て、「いやー、怪しかったけど上手だったね」と言ったら
「あそこは風俗だった!」と断言された。

男友達の方はひたすらやる気の全くない
パンチラ姉ちゃんに跨がれたり
サワサワされたりしていたらしい。
超お金の無駄。

2人で、路上で大爆笑。

わけわかんないな!大損じゃんと
大笑いしながら三歩ぐらい歩いたら、
普通の指圧のお店を発見。
あとちょっと歩いたら、
全うなお店があったんじゃんと
また2人で大喜びしながら笑っていた。

で、十歩あるいて気づいたのだが、
関内はマッサージ店で溢れかえっていた。

あえてその中で最も胡散臭い、
自動ドアすら壊れていた変な風俗に入った私たち。

「目の前の看板に飛びついちゃ駄目だね!」と言い合って解散。


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