「出会いを求めて」
よく、こんな音を、意味を、文字のつながりを見つけたなと思うよ、李 禹煥は。
自分が移民になった年だったから、そしてクライシスがおこり祖国の形が大きく変わってしまった年だったから、今年は李 禹煥の作品や文章が本当に胸に沁みた。
力強く、勇気のある移民の先人を知っていてよかった。
私の「この人の事を知っていてよかった」リストに、彼は必ず、いつでも入る。
祖国に災害が訪れるのって、本当に、最悪な気分だ。 育った場所と違う所でがんばらなくちゃいけないのは、結構しんどい。
それでも勇敢さを貫いて、きれいでいて、そして優しくあったり、柔らかくあるための知恵を、李 禹煥の作品から感じる。
出会いを求めて!
ガルルルル!!