彼は本当に「自分がいかに素晴らしいか!」っていう話をひたすら続ける。 下手すりゃ、「そういえばアンナは元気?」って一言すらなしに、ひたすら、ひたすら、永遠と「自分がいかに素晴らしいか!」って話を続ける。 会話にならないのだ。 本当に、会話にならない。
しかも勝手にうちにきて、自分がいかに素晴らしいかって話をしたりする。 選択肢無しに、自慢話の宇宙に連れて行かれる。 居間に入れたら最後なので、台所で立ち話(しかも私は明らかに楽しんでいない)っていう感じであっても、三十分位自分の話をする。
君は一体全体何様なのだ?
自分の自慢話なんて、お前の母親にしろ! 全宇宙でお前の自慢話を聞いて心から嬉しいと思うような人間はお前の母親ぐらいだ!!!!
もしくはとっとと恋人を作って、心を満たしてもらえ! うきゃー!
話を聞いているときの私の心模様はこんな感じよ。
うきゃー!
うきゃー!
思わず心は崖っぷちだ。
くっそー! いつかお前と関係ない宇宙で楽しく遊んで暮らしてやる!!!