2008-12-19

お肌のお手入れ

 元々がさつだし、海で泳いだり、日光浴したりするのが好きなので、肌は基本的にぼろぼろだ。 本当は恥じ入らなきゃ行けない事柄なんだと思うんだけど、周りの子たちもアウトドア系の子たちなので、別に一人で悪目立ちしてしまうとかないし気にしていなかった。 でも日本に帰ってくるとみんなびしっとした身だしなみをしていて、お肌もつるんつるんだから、自分が野蛮人みたいに思えてくる。

 昨日は地元鎌倉の本屋さんに行くつもりで外出したら、古い友達から連絡が来て結局新宿で飲むことになった。 鎌倉は海の町なだけあって、日焼けしている人も多いし、基本的にみんなだらだらした服装をしているので私は浮かない。 海辺の町独特のドレスコードってある。 いいわけがましいけど、鎌倉でだと私は地元のサーファーで通せちゃうのだ。 昼間海で遊んで、ゴールデンレトリバーと散歩して、夕方にヨガをして、夜は地元の酒を飲む。 そういう日々の送り方をしているのがバレバレな服装なのね。 そして鎌倉だとそういう人たちが大多数だから結構大丈夫。

 でも新宿で私は完全に変な人だった。 まず、元々は黒いスキニーだったんだけど今は伸びまくった灰色のジーンズに、パーカーにジャケットっていう山崎まさよしがもっとだらしなくなったような格好で、新宿のルミネを歩くのは辛い。 もちろん全部の服に塗料やら接着剤やらがついている。 完全にガテン系の人だ。

 暑いからパーカー脱ごうにも、実は下には下着しか着ていないから脱げないこの情けない感じ。 しかも友達は素敵女子の代表格みたいなエステティシャン。 私と彼女のコントラストがひどい。 彼女は笑いながら「雄過ぎるよ! 服買おうよ!」と忠告をしてくれた。 でも持ち金が三千円だった私は服を買うどころかご飯をおごってもらい、ついでに彼女の彼氏の家にも泊めてもらいお世話になった。

 そして夜フェイシャルをやってもらった。 「もし私の客だったら、やばいですよ、こんな人滅多にいませんよ、って絶対忠告するよ。 この肌の乾燥はひどい。」とびびられる。 「った、助けてくれ。 オゾン層のないニュージーランドで日焼け止めも化粧水も使わずひたすら泳いでいたんだ。」とアワアワしたら二時間フルコースでやってくれた。 マジでいい女だよ。 今朝自分の顔を触ったら、女の肌って感じがしたもん! 
 本当に友情を感じた。 これからもっともっと気を使って生活したいと思います。

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